年号 |
元号 |
月日 |
災害名 |
災害の種類 |
災害形態 |
県名 |
市町村名
など |
被災個所数 |
人的被害 |
災害碑の有無 |
概要 |
カルテ
No |
1596 |
慶長元年 |
9月4日 |
大分地方地震 |
地震、津波 |
山崩れ、家屋倒壊・流失 |
大分 |
大分市、別府市、豊後高田市 |
― |
死者708(大分県) |
● |
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001 no5 |
【理科年表H28】(2016)
(旧7月9日)豊後:前月より前震があったらしい。この日の大地震で高崎山など崩れ、八幡村柞原八幡社拝殿など倒壊、海水が引いた後大津波が来襲し・別府湾沿岸で被害。大分などで家屋ほとんど流失。「瓜生島」(大分の北にあった沖ノ浜とされる)の80%陥没し、死者708という。(津波規模4~6m)
【日本歴史災害辞典】(2012)
(1596慶長伏見地震(慶長元年7月12日)の項目に記述P189)旧7月9日(1596.9.1)に豊後を中心とする九州北部の大地震(M6.9)別府湾内の活断層の活動により発生と推定。豊後の府内(現大分市)では5000戸の家屋のうち残ったのは200戸だけ。由原八幡宮では拝殿や回廊が倒壊、由布院では山崩れで多数の死者。夜に津波が発生、府内の外港であった「沖の浜」(現大分市住吉・勢家)では23度の津波に襲われ全ての家屋・人畜・船舶が失われた。湾岸の日出、浜脇(現別府市)、佐賀関も冠水。府内での波高は4~5mと推定。周防灘の南岸の高田(現豊後高田市)も津波で家屋・人命に被害。下関では関門海峡で潮が引いて陸のようになった。長崎、島原半島、矢部で大きな地震が感じられた。旧12日(9月4日)の地震によって「瓜生島」が水没した説があるが、江戸中期以後の文献のみで地震発生当時の史料には記されていない。
【日本の自然災害500~1995年】(2010)
1596.9.4大分地方地震:豊後国で強い地震が発生。多数の地震を発し、夕刻大地震となって高崎山などが崩壊。大津波が襲来して別府湾沿岸に被害を与え、大分とその周辺ではほとんどの家屋が流失。別府湾内、大分の北約400~500mにあったとされる瓜生島は80%陥没し、住民700人が死亡したと伝えられる。
【福岡の気象百年】(1990)
4日、伊予灘(別府湾):M7.25大分県で大被害、山崩れなど。大津波が別府湾を襲い死者数百。海上で大音響を発し海水が遠く引き去ったのち、大津波が来襲して大分およびその付近の村里すべて流出したといわれている。別府湾大分市の北400~500mのところにあった周囲3里余(約12km)の瓜生島が陥没し、溺死者が708人出たという。
1662 |
寛文2年 |
10月31日 |
日向・大隅地震(M7.5~7.8)〔外所地震〕 |
地震、津波 |
山崩れ、津波、家屋倒壊、土地陥没、堤防道路破損 |
宮崎 |
日向市、延岡市、宮崎市、日南市、高鍋町 |
家屋倒壊3800(宮崎市佐土原800余、延岡市1300余・半壊510、朝倉市秋月278、日南市飫肥1213)(山崩れ、土地陥没、堤防道路破損) |
死者200(宮崎県) |
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003 no2 |
【理科年表H28】(2016)
(旧9月20日)日向・大隅:日向灘沿岸に被害。城の破損、潰家多く、死者があった。山崩れ、津波を生じ、宮崎県沿岸7ヶ村周囲7里35町の地が陥没して海となった。日向灘の地震の中でも特に被害が大きかった。(津波規模4~6m)
【日本の自然災害500~1995年】(2010)
九州南部地方地震:M7.5~7.8日向・大隅国に強い地震があり、日向灘沿岸の被害大きく、家屋倒壊や城の破壊多数にのぼる。死者あり。津波襲来し、日向灘沿岸の7か村周囲約31kmの土地が陥没して海となる。
【宮崎県における災害文化の伝承】(2006)
外所(トンドコロ)地震。城下で山崩れが発生(高鍋藩)。城下で山崩れが発生、領内沿岸部57町余が地盤沈下して海になる(延岡藩)。城下で山崩れが発生(佐土原藩)。大淀川河口、清武川河口、加江田川河口など青島付近で3~4尺地盤沈下した。加江田・本郷地区の一部沿岸周囲7里35町・田畑8500 石余が殆んど海に没した。推定4~5mの津波来襲で死者15名の人的被害。赤江村は津波の被害を受けたため、田吉村に移った。加江田神社が海没したため、現在の車坂地内に移った。堀切峠で山崩れが発生(宮崎市)。宮崎県における最大震度6。
【地震・津波と災害】(1991)
日向灘:M7.5~7.8、船舶の損害10余。堤防道路破損し、穀類約6000俵潮入となる。死者多数。家屋破損流失3800。
【福岡の気象百年】(1990)
日向灘中部(殿所地震):宮崎県南部中心に被害、死者有、壊家多数。津波有。
1669 |
寛文9年 |
8月 |
洪水 |
風水害 |
家屋浸水、球磨川洪水 |
熊本 |
人吉市 |
浸水家屋1432 |
死者11 |
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s17 |
【球磨川水系河川整備基本方針の内容及び同方針の審議経過について(九州地方整備局)】(2007)
人吉市の青井阿蘇神社楼門が3尺余浸水。死者11 人、浸水家屋1432 戸。
1699 |
元禄12年 |
8月 |
大洪水 |
風水害 |
家屋流失、本明川大洪水 |
長崎 |
諫早市 |
損失3930石 |
溺死者487 |
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s22 |
【本明川水系河川整備計画(変更)九州地方整備局】(2016)
本明川大洪水のため、溺死者487人。その他人家の流失、田畑の荒廃等の被害甚大。損失3930石(この水害の供養のため、領主諌早茂晴が本明川の富川峡の巨岩に五百羅漢を作らせた。
1707 |
宝永4年 |
10月28日 |
宝永地震(M8.6) |
地震、津波 |
津波、家屋倒壊 |
福岡、大分、宮崎 |
日向市、佐伯市米水津、久留米市、柳川市 |
家屋倒壊60000(全体) |
死者4900~20000(全体)、死者139(日向市)、死者22(佐伯市) |
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004 no1 |
【理科年表H28】(2016)
(旧10月4日)「宝永地震」わが国最大級の地震の一つ。津波が紀伊半島から九州までの太平洋沿岸や瀬戸内海を襲った。(津波規模30m以上)
【日本歴史災害辞典】(2012)
大分の佐伯藩では地震で486戸が倒壊した。山崩れも含めての被害。さらに地震後1時間程で高さ1.6~3.3mほどの津波が来た。4刻の間に4回、半日で7回などと記録されているので周期1~2時間ほどの長周期の津波。城下での津波による死者は4名。藩全体では22人。別府湾の日出生では大地震ののち1時間ほどで津波が来て10数度差し引きしたので3日間山に避難していた。津波は杵築でも延岡でもあった。熊本では城はさしたる被害があく領内も死傷者はなかったが470軒の家屋倒壊。高鍋や人吉では城が破損。人吉盆地は倒壊家屋も多かった。長崎では津波が到達、町中に2尺ほどの浸水があった。平戸でも夕方から夜中まで8回の潮の干満。佐賀県鹿島市、長崎県諫早では地震後に震源域の鉄砲や大砲、あるいは雷と表現される大音響が聞こえたという。
【宮崎県における災害文化の伝承】(2006)
日向国で堤防破損1200間、家屋全壊410戸、流失10戸、破損335戸、田畑汐入5700石、畑荒地240町(以上竹村太郎右衛門代官所)。堤防破損69588間余、潰家13418戸、流失1525戸、破損16249戸(以上権藤氏)の記録が残っている。宮崎県における最大震度7。
【鹿児島の気象百年誌】(1983)
震源:南海道沖。「宝永地震」。地震、津波あり、鹿児島城破損す。最大級の地震、津波は九州の南東面より伊豆に至る沿海を襲う。震災地を通じて潰家29000、死者4900人。
1792 |
寛政4年 |
5月21日 |
雲仙岳噴火・地震(M6.4)〔島原大変肥後迷惑〕 |
火山、地震、津波 |
山崩れ、津波、家屋倒壊・流失 |
長崎、熊本 |
島原市島原、天草市 |
家屋倒潰12000 |
死者約15000(全体) |
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006 s05 s06 |
【理科年表H28】(2016)
(旧4月1日)雲仙岳:前年10月から始まった地震が11月10日頃から強くなり、山崩れなどでたびたび被害があった。4月1日に大地震2回、前山(天狗山)の東部がくずれ、崩土約0.34k㎡が島原海に入り津波を生じた。対岸の肥後でも被害が多く、津波による死者は全体で約1万5千、「島原大変肥後迷惑」と呼ばれた。(津波規模10~20m)
【日本歴史災害辞典】(2012)
噴火そのものによる被害は軽微で、溶岩噴出停止後の地震による隣接の眉山の山体崩壊と、それによって誘発された大津波による被害が甚大であった。死者約1万5千人。島原藩被害報告。流死者9524人、島原城下では5251人。(抜粋)
【日本の自然災害500~1995年】(2010)
(島原大変):島原で約1万人、対岸の肥後で約5000人の死者が出る。(島原大変・肥後迷惑事件)
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
雲仙普賢岳噴火・眉山崩壊に伴う有明海の津波。(津波高さ最大30m)
【熊本県災害史年表】(1999)
4/1(旧暦)、雲仙岳地震により肥後筋、天草東筋一帯津波15000人死者、潰家12000件。天草郡の被害は、被害数18ケ村、海辺流家373軒、潰家353軒、溺死343(男148女195)、牛馬流死109。宇土飽田玉名郡の被害は、流死4653人(宇土郡1266、飽田郡1066、玉名郡2221)、負傷811人、牛馬151、流潰住家2252。
【地震・津波と災害】(1991)
雲仙岳付近:雲仙岳噴火。島原半島の前山(眉山)崩れ、有明海に大津波起こす。死者15000人、潰れた家12000。
1854 |
安政元年 |
12月24日 |
安政南海地震(M8.4) |
地震、津波 |
崩壊、山崩れ |
福岡、佐賀、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島 |
佐伯市、宮崎県内全域、小林市夷守岳 |
崩壊箇所多数 |
死者多数(全体) |
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007 no1 |
【理科年表H28】(2016)
(旧11月5日)「安政南海地震」:被害地域は中部から九州に及ぶ。津波が大きい。(津波規模:30m以上)
【日本歴史災害辞典】(2012)
この連発巨大地震によって関東地方から九州南部までが震度5以上の強い揺れにみまわれ、房総半島から大分県までの海岸が高さ2m以上に襲われた。大分東部震度6以上。九州の佐伯に約2m程度の津波。
【日本の自然災害500~1995年】(2010)
畿内・東海・東山・北陸・南海・山陰・山陽道地震(安政南海地震):前日に安政東海地震があり、翌日、紀伊半島から九州にわたる太平洋岸を中心に大地震。地震後房総から九州までの海岸に大津波が襲来。
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
各所で山崩れ発生、砂土原で液状化現象、夷守山の南側岳くずれ発生。
【宮崎県における災害文化の伝承】(2006)
相良藩(米良・椎葉)、宮崎郡7ヶ所で山崩れ発生した。佐土原では液状化現象が、北方村2ヶ所南方村3ヶ所三須村3ヶ所では山崩れが発生。高原町夷守岳南側とその他多くの岳が崩れた。(宮崎県の津波高:2m)宮崎県における最大震度5~6。
【宮崎県災異誌】(1967)
南海道沖:大津波は房総半島より九州東岸に及ぶ。鹿児島、その他九州の諸国各々損害を被らざるなし。(権藤氏)
【宮崎県の災害の実態】(1961)
飫肥外ノ浦海溢れる。新堤の中央7.8間欠壊す。(日向史郷土年表)
1889 |
明治22年 |
7月4日~5日 |
梅雨前線による大雨〔明治22年水害〕筑後川3大洪水 |
風水害 |
家屋倒壊、遠賀川洪水 |
福岡、佐賀、大分 |
久留米市、日田市、遠賀町 |
家屋被害57368(筑後川流域)、2196(遠賀川流域) |
死者70(筑後川流域)、11(遠賀川流域) |
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s09 s18 |
【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。瀬の下地点2丈8尺4寸5分(8.62m)。死者日田18人、久留米52人、家屋被害日田8460戸、久留米48908戸第2期改修の必要性を痛感せしめた洪水(筑後川3大洪水)。
【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
遠賀川洪水。死者11名、家屋流出倒壊127戸、浸水家屋2069戸、堤防決壊2286箇所、橋梁破壊412橋。
1914 |
大正3年 |
1月12日 |
桜島噴火(桜島地震M7.1)〔大正大噴火・桜島地震〕 |
火山、地震、津波 |
噴火、家屋倒壊、地割れ、水道・煙突破損、浸水、船舶全壊 |
鹿児島 |
鹿児島市 |
家屋全壊120(全体)、81(鹿児島県)、地割れ、水道・煙突破損、浸水、船舶全壊13(鹿児島県) |
死者58、負傷者112(全体)、35(鹿児島県) |
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011 no3 |
【理科年表H28】(2016)
鹿児島県中部:「桜島地震」桜島の噴火で発生した地震。鹿児島市で住家全壊39、死13、鹿児島郡で死22余。小津波があった。(津波規模2m前後)
【日本の自然災害500~1995年】(2010)
鹿児島地方地震:桜島の噴火に伴う地震で、震害は鹿児島市で最もひどく、死者13、住家全潰39、鹿児島郡で死者22、家屋全壊81のほか地割れや水道・煙突の破損を生じる。小津波が発生、鹿児島市沿岸で道路・家屋の浸水などあり。
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
溶岩流、噴石、地震、降灰で120戸全壊、死者58名、負傷者112名、村落埋没。
【福岡の気象百年】(1990)
鹿児島市沿岸で船舶全壊13隻。
【鹿児島の気象百年誌】(1983)
10時5分桜島噴火、18時29分地震(M6.1)、震源:桜島、鹿児島市沿海地域が最も強く、家屋全潰39、半潰130、一部破損977、死者17人、負傷者96人、崖崩れによる圧死者10人、地震後1~1.5時間後小津波襲来し、鹿児島市沿岸道路に浸水、船舶全壊13、破損22、家屋浸水多し。
【佐賀県災異誌(下巻)】(1952)
桜島爆発のため濃霧空を閉し、段々轟々大地を感かす。(塩田郷土誌)
桜島噴火に伴う地震、午後6時29分30秒に佐賀では弱い震動が感ぜられた。
【福岡県災異誌】(1936)
桜島の噴火、地震、福岡県に降灰。(弱震)
1921 |
大正10年 |
6月 |
大雨・大正10年水害・筑後川3大洪水 |
風水害 |
家屋浸水、筑後川・矢部川洪水 |
福岡、佐賀、大分 |
日田市、久留米市、朝倉市、うきは市 |
家屋被害11620(筑後川中下流) |
死者13(日田市) |
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s18 |
【九州防災・災害情報アーカイブ(国土交通省)】
筑後川洪水。日田地区では山津波を起こし三隈川は最高水位を記録。橋流失、堤防決壊。大山川流域の部落23戸が流され死者13名を出した。筑後川中下流も大きな被害を受け三潴郡の町村はすべて浸水した。
【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。瀬の下地点水位7.15m。家屋被害11620(中下流)。降雨量で既往の洪水を大きく上回った洪水。
【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
「6月17日前代未聞の大洪水を招き、矢部川星野川両流域に亘る二十一ヶ町村は、突如暴戻なる氾濫の害を受けて、橋梁住宅の流失、堤防堰塘の決潰田畑林野の荒廃其他人畜の死傷等各地挙て数ふ可からず。」(水害誌(八女郡)大正10年より)。浸水面積が13504haの洪水。
1948 |
昭和23年 |
9月11日~12日 |
低気圧による大雨 |
風水害 |
家屋浸水、本明川・松浦川洪水 |
佐賀、長崎 |
佐世保市 |
家屋全・半壊99、流失64、家屋浸水5973(長崎県) |
死者39、行方不明79(長崎県) |
● |
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s19 |
【気象庁】
台湾付近にあった低気圧が北東に進んで、9月11日9時にはチェジュ島の南に達し、夕方には朝鮮半島南部を通って日本海に進んだ。この低気圧の影響で期間降水量が佐世保(長崎県佐世保市)では434.4mm、佐賀で46.2mmとなるなど、九州北部で大雨となり、長崎県と佐賀県で特に被害が大きかった。
【本明川水系河川整備計画(変更)九州地方整備局】(2016)
豪雨(低気圧)により、本明川が氾濫。長崎県下の被害は、死者39名、行方不明79名、家屋の全・半壊99戸、流失64戸、家屋の浸水5973戸等であった。
1949 |
昭和24年 |
7月17日 |
フェイ台風 |
風水害 |
崖崩れ、河川氾濫 |
福岡、鹿児島 |
薩摩半島、種子島 |
崖崩れ6(鹿児島県) |
死者9(鹿児島県) |
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|
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
―
1953 |
昭和28年 |
6月23日~30日 |
梅雨前線による大雨〔西日本大水害、白川大水害、門司・小倉の崩壊、筑後川水害〕、筑後川3大洪水 |
風水害 |
河川氾濫、斜面崩壊、土石流 |
福岡、佐賀、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島 |
各県内全域 |
住家全壊5699、半壊11671、床上浸水199979、浸水254664(全体) |
死者748、行方不明者265、負傷者2720(全体) |
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020 s09 s11 s18 s19 |
九州の多くの河川(筑後川・矢部川・遠賀川・嘉瀬川・六角川・松浦川・本明川・白川・緑川・菊池川・大分川・山国川等)で大きな洪水が発生した。
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
九州中北部総雨量700~1400mm(最大2000mm)、阿蘇郡内牧総雨量795mm。
【気象庁】
日降水量は熊本で411.9mm(26日)、佐賀366.5mm(25日)、福岡307.8mm(25日)などの豪雨となった。期間降水量は大分で718.7mmに達したほか各地で600mm前後となった。それまでの大雨の影響もあって、熊本県で死者・行方不明者が500名を越えたほか、福岡、佐賀、大分、山口の各県で甚大な被害が発生した。
【筑後川水系流域及び河川の概要(国土交通省)】
24日午後から25日早朝にかけて、中国東北部から中部へ南西にのびる気圧の谷が次第に深まり、山東半島の南に998hpa の低気圧を伴って接近したため梅雨前線が北上し、筑後川流域では25日午後から26日午前中まで集中的な豪雨に見舞われた。
この洪水の被害は古今未曾有と称される程甚大なものであった。
各所で堤防の決壊があいつぎ家屋の流失、全壊、半壊は12801戸を数え、床上浸水49201戸、床下浸水46323戸、さらに広大な耕地の流失、埋没、冠水を生じ、流域の被災者数は実に54万余人といわれ、死者147人に達する悲惨な大災害であった。
【遠賀川水系河川整備計画(国土交通省)】(2022)
死者20人、負傷者211人、家屋流出・全半壊953戸、浸水家屋38791戸、田畑流出埋没1261町歩、田畑冠水13116町歩
【山国川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
梅雨前線の活動が著しく活発で、特に25日~29日までの5日間の降雨水量は、県の中部や西部では800mmを越えた。山国川では、中津市金谷の水位が6.20mに達した。(危険水位6.00m、警戒水位4.00m)特に中流部で被害が出た。
【菊池川水系河川維持管理計画(九州地方整備局)】(2022)
死者7名、負傷者328名、家屋全・半壊500戸、家屋流出72戸、床上・床下浸水15335戸、田畑被害970ha
※矢部川水系・嘉瀬川水系・本明川水系河川整備計画にも同じ災害と思われる記載あり
1957 |
昭和32年 |
7月25日~28日 |
諫早豪雨 |
風水害 |
崖崩れ、崩壊、土石流、家屋流失、本明川・白川・川内川洪水 |
福岡、長崎、熊本、宮崎、鹿児島 |
諫早市多良岳南面、鹿児島県北薩、熊本市西部、玉名市天水町 |
崖崩れ400、住家全壊・流失727(諫早市)、崖崩れ1970(長崎県)、家屋流失・全壊・半壊348(熊本市)、崖崩れ36、家屋全半壊・流失30(鹿児島県) |
死者494名・行方不明者45名(諫早市)、83(熊本市)、6(鹿児島県) |
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s22 |
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
時間雨量144mm、日降水量1109.2mmを記録する局地豪雨。(長崎県)
【本明川水系河川整備計画(変更)九州地方整備局】(2016)
豪雨(梅雨)により、諫早市で死者494名、行方不明者45名、負傷者1476名、住家の全壊・流失727戸、半壊575戸、一部破損919戸、床上浸水2734戸、床下浸水675戸、田畑の流失・埋没、崩壊805町等の甚大な被害を受けた。「諫早大水害」
【白川水系河川整備計画(変更)【大臣、知事管理区間】九州地方整備局】(2020)
前線による豪雨による洪水。流域平均2日雨量(代継橋上流)は、257.3mm。代継橋水位3.55m。熊本市で死者行方不明83名、家屋の流失・全壊・半壊348戸、床上浸水8627戸、床下浸水7308戸、橋梁流失16橋。
【川内川水系河川整備計画【国管理区間】九州地方整備局】(2009)
25日午後から26日早朝にかけて九州の西部、中部に大豪雨を降らし災害を起こした梅雨前線は、その後もなお九州中部に停滞して小さく南北に移動しながら時々局地的に強い雨を降らせたが、27日夜からは寒気の流入で南下しはじめ、28日6時には阿久根、人吉、油津を結ぶ線にまで達し、さらにその後、寒気が四国、大分、宮崎方面にいすわって梅雨前線も上記の線上に停滞し、南九州に豪雨をもたらした。このため、川内川流域では総雨量が下流の川内観測所で日雨量297mm、上流の栗野観測所で284mmを記録。この梅雨前線により、鹿児島県内では死者・行方不明者6名の人的被害を出し、家屋全半壊・流失30戸、床上浸水1433戸、床下浸水7689戸に達した。
1963 |
昭和38年 |
8月16日~18日 |
前線による豪雨 |
風水害 |
家屋流出、白川・球磨川洪水 |
福岡、熊本 |
熊本市 |
床上浸水860、堤防決壊14(熊本市)、全半壊流失家屋212、浸水家屋296(熊本県) |
死者、行方不明12(熊本県) |
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s17 |
【白川水系河川整備計画(変更)【大臣、知事管理区間】九州地方整備局】(2020)
低気圧、温暖前線による豪雨。流域平均2日雨量(代継橋上流)359.9mm。代継橋水位4.78m。熊本市で床上浸水860 戸、床下浸水1837 戸、堤防決壊14
【球磨川水系河川整備計画[国管理区間]九州地方整備局】(2022)
17日9時頃から集中的に襲来した豪雨は、九電五木川第2発電所の観測によると12時から13時までの時間雨量140mmに達するという空前の降雨となり、川辺川水系の五木村、相良村においては、随所に山津波が発生し、山津波と濁流は、尊い多数の人命と、貴重な施設、住家、山林、田畑を流し去った。
【球磨川水系河川整備計画( 国管理区間)】(2022)
死傷者・行方不明46 人、家屋の損壊・流失281 戸、床上浸水1185 戸、床下浸水3430 戸。
1969 |
昭和44年 |
6月26日~7月11日 |
梅雨前線〔平松豪雨崩壊〕 |
風水害 |
崖崩れ、地すべり、崩壊、家屋浸水、矢部川・菊池川・川内川洪水 |
福岡、熊本、宮崎、鹿児島 |
鹿児島市吉野町、薩摩川内市、都城市、三股町、日南市、みやま市瀬高町 |
崖崩れ917(鹿児島県)、地すべり1、崩壊2(宮崎県)、床上浸水1134(八女郡)、1208(菊池川流域)、5874(鹿児島県) |
死者52(鹿児島県)、5(宮崎県) |
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【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
低気圧が九州北部に停滞し、南方洋上からの暖かい湿った空気の流入も相まって、梅雨前線の活動が活発となり、6月26日から降り続いた雨は411mmを記録(瀬高町広報誌より)。このため、矢部川中・下流域の各地で多くの浸水被害が発生。浸水戸数:床上1134戸、床下2913戸。
【菊池川系流域及び河川の概要(国土交通省)】(2008)
梅雨前線の発達により28日夕方より降り始めた雨は29日4時頃より強くなり1時間10~40mmの雨が29日夕方まで降り続き、その後断続的に降り、7月2~3日は雨は完全にやんでいたが早朝より再び降りだし豪雨となり5日早朝まで降り続いた。
床上/床下浸水1208戸、田畑被害4910ha。
【川内川水系河川整備計画【国管理区間】九州地方整備局】(2009)
28日の夕方より、梅雨前線が九州に停滞して各地に記録的な大雨を7月7日まで降らせた。川内川筋では特に下流地区の薩摩川内市で大きな被害を受け、支川春田川、平佐川等が氾濫して、薩摩川内市の中心部は殆ど全域に亘って浸水した。この梅雨前線により、鹿児島県内では死者・行方不明者52名の人的被害を出し、家屋全半壊・流失283戸、床上浸水5874戸、床下浸水7448戸に達した。
1972 |
昭和47年 |
7月3日~15日 |
昭和47年7月豪雨〔47.7豪雨(えびの)地すべり性崩壊、47.7豪雨(天草)による崩壊〕 |
風水害 |
地すべり、崩壊、家屋浸水、洪水 |
福岡、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島 |
えびの市真幸、天草市上島、薩摩川内市 |
家屋全壊7、家屋流失1614、家屋浸水4212(遠賀川流域)、8500(嘉瀬川流域)、床上浸水3081(緑川流域) |
死者4(宮崎県)、死者1(遠賀川流域)、死者行方不明3(緑川流域)、8(川内川流域) |
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s13 s14 |
九州の多くの河川(筑後川、遠賀川、嘉瀬川、六角川、松浦川、緑川、球磨川、川内川等)で大きな洪水が発生した。
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
全国で豪雨災害相次ぐ。熊本県姫戸町、高知県土佐山田町で土砂崩れ。
【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
原因は梅雨。日の出橋水位6.45m。死者1名、負傷者7名、家屋全壊7戸、家屋半壊27戸、家屋流失1614戸、家屋浸水4212戸。
【六角川水系河川整備計画【変更案】【国管理区間】九州地方整備局】(2020)
九州北部から本州の太平洋岸に停滞した梅雨前線により、7月9日の降り始めから13日までにところにより400mmを越える豪雨となり、各地で崖崩れ、堤防決壊等の災害が発生。この豪雨により、床上浸水220戸、床下浸水3771戸、住居倒伏6戸、農地冠水約4970haという被害となった。
【緑川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
梅雨前線の活動により5日未明から降り始めた雨は、6日未明より午後にかけて局地的大雨となり、緑川ダム上流域で300mm程度、御船川及び緑川中流域で400~500mm、加勢川及び緑川下流域で350~400mmの連続雨量となった。緑川では中甲橋地点の最高水位が4.2m、また城南地点の最高水位が6.55mに達し、いずれも既往最高水位を記録。緑川水系では死者・行方不明者3名、家屋の全半壊94戸、床上浸水3081戸、床下浸水6902戸の被害が発生。
【川内川水系河川整備計画【国管理区間】九州地方整備局】(2009)
3日山東半島付近にある低気圧は4日朝日本海に抜けるとともに、九州にかかっていた梅雨前線も北上し、5日昼頃より雷を伴った豪雨となった。さらに、梅雨前線は対馬海峡付近まで南下していたことから、南西から湿った暖かい空気が流れ込み、6日の昼すぎまで雨が降り続き、総雨量は上流の白鳥観測所で535mm、中流の狩宿観測所で587mm、羽月川の大口観測所で647mmを記録した。この梅雨前線の活発化による豪雨により、流域内のほとんどの観測所にてはん濫注意水位(旧警戒水位)を突破し、特に、湯田及び宮都大橋では過去最高水位を更新した。死者・行方不明者8名、家屋全半壊・流失472戸、床上浸水695戸、床下浸水1399戸と甚大なる被害。
※筑後川河川整備計画にも同じ災害と思われる記載あり
1982 |
昭和57年 |
7月~8月 |
昭和57年7月豪雨と台風第10号〔長崎大水害〕 |
風水害 |
崖崩れ、地すべり、、土石流、床上浸水、筑後川・松浦川・本明川・緑川・球磨川・菊池川洪水 |
福岡、佐賀、大分、長崎、熊本、宮崎 |
長崎市、竹田市、椎葉村、甘木市、玉名市 |
崖崩れ583(長崎市)、4457(長崎県)、地すべり320(長崎市)、1292(長崎県) |
死者294、行方不明7(長崎県)、死者7(大分県)、2(宮崎県) |
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s08 s22 |
九州の多くの河川(筑後川・松浦川・本明川・緑川・球磨川・菊池川等)で大きな洪水が発生した。
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
長崎県を中心に記録的な大雨。(最大時間雨量187mm、総雨量1174.5mm長崎豪雨)
崩壊土砂量100万㎡。(宮崎県)
【本明川水系河川整備計画(変更)九州地方整備局】(2016)
(長崎大水害)豪雨(梅雨)により、本明川流域で死者3名、負傷者1名、家屋の全壊2戸、半壊11戸、床上浸水951戸、床下浸水1457戸の被害を受けた。
【緑川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
梅雨前線の活発な活動により、23日12時頃から雨が降り始め、24日には豪雨となり、25日17時までの連続雨量は稲生野観測所416mm、尾野尻観測所351mm、内大臣観測所384mm、矢部観測所357mm、吉無田観測所505mm、津森観測所443mmを記録。緑川中甲橋地点の水位は24日1時頃より上昇し始め、25日4時頃最高水位3.64mに達した。また、緑川城南地点の水位は24日16時頃警戒水位を超え、22時頃最高水位6.05mに達した。御船川御船地点の水位は24日13時頃より急激に上昇し始め、14時頃警戒水位を超え、15時頃最高水位3.74mに達した。また、加勢川大六橋地点の水位は計画高水位を上回り、最高水位4.87mに達した。緑川水系では死者・行方不明者9名、家屋の全半壊32戸、床上浸水1920戸、床下浸水6618戸の被害が発生した。
【菊池川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2011)
九州中部から北部に停滞していた梅雨前線によりもたらされた降雨によって、流域内ほとんどの観測所において時間雨量50mmを超える大雨となり、降り始めからの総雨量は山鹿で501mm、穴川で919mmを記録。この雨量は昭和28年6月洪水に匹敵するもので、最高水位は玉名地点で5.94m、山鹿地点で6.90mとなり、流量についても玉名地点で甚大な被害をもたらした昭和28年洪水と同規模の約3000m3/sを記録。菊池川流域では死者7名、家屋全・半壊17戸、床上浸水1157戸、床下浸水2564戸と甚大な被害が発生。これにより、菊池川中流部において激甚災害対策特別緊急事業が採択され、本川中流部の河川整備が進められた。
※筑後川・松浦川水系河川整備計画にも同じ災害と思われる記載あり
1990 |
平成2年 |
6月2日~7月22日 |
梅雨前線〔根子岳崩壊〕 |
風水害 |
崩壊、土石流、家屋流失、洪水 |
福岡、佐賀、大分、長崎、熊本 |
阿蘇市一宮町、武雄市、多久市、熊本市 |
崩壊200以上(熊本県)、床上浸水937(筑後川流域)、1783(嘉瀬川流域)、3028(六角川流域)、1614(白川流域)、家屋全壊流失3(松浦川流域)、家屋損壊47(六角川流域)65(大野川流域) |
死者・行方不明者1(六角川流域)、14(白川流域)、2(緑川流域)、1(菊池川流域)、5(大野川流域) |
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s19 |
九州の多くの河川(筑後川・矢部川・嘉瀬川・六角川・松浦川・白川・緑川・菊池川・大野川等)で大きな洪水が発生した。
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
九州地方を中心に大きな被害。
【白川水系河川整備計画(変更)【大臣、知事管理区間】九州地方整備局】(2020)
白川流域では、7月1日深夜から集中豪雨に見舞われ、阿蘇山観測所の7月1日23 時~7月2日23時までの累加雨量は341mm、時間最大雨量で50mm(7月2日8時~9時)の降雨となった。
この大雨で、支川黒川は多くの箇所で越水し、阿蘇市内牧市街部を始め、広範囲で浸水被害が発生。白川では熊本市街部のうち川端町、九品寺、水道町などで越水し、多数の家屋が浸水。また、阿蘇地方では、多量の流木を含んだ洪水が周辺の人家を襲い、全壊家屋が多数発生するなど極めて甚大な被害が発生。併せて、土石流等の土砂災害でも大きな被害。
この雨による白川流域関連市町村の被害は、死者・行方不明14名、家屋の全半壊146戸、一部破損250戸、床上浸水1614戸、床下浸水2200戸に及んだ。
【大野川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2014)
大分県における降雨状況は、豊肥地区・日田地区に集中し、7月2日の夜半から強度を増し、同日の9時から15時にかけて集中的な降雨をもたらし、9時から12時までの3時間に竹田観測所で141mm、上流の波野観測所(熊本県)で193mmに達した。
被害は、流木による災害も加わって甚大なものとなり、竹田市、直入郡、大野郡の豊肥地区だけで、死者5名、床下浸水415戸、床上浸水439戸、家屋全壊65戸等、ほとんど豊肥地区に集中し、下流部は内水被害等が発生した他は、外水による家屋被害等は見られなかった。被害額でみると、大分県内では総額751億円に及び、このうち大野川上流部の豊肥地区は527億円で、県内の約70%に達した。
1991 |
平成3年 |
6月3日 |
雲仙岳噴火〔雲仙岳火砕流〕 |
火山 |
火砕流 |
長崎 |
雲仙市雲仙町 |
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死者40、行方不明3(長崎県) |
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s10 |
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
1990年11月17日噴火し、1995年噴火停止。その間およびその後も火砕流、土石流が続発。避難対象者最大時1万1千人。
1993 |
平成5年 |
7月31日~8月29日 |
梅雨前線による大雨、台風第7・11号〔鹿児島豪雨崩壊〕 |
風水害 |
崩壊、家屋全壊、洪水 |
佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島 |
鹿児島市周辺、宮崎市高崎町、高千穂町 |
斜面崩壊3以上(宮崎県)、家屋全壊12、床上浸水771(大淀川流域)、家屋全半壊19、床上浸水388(五ヶ瀬川流域) |
死者49(鹿児島県)、2(宮崎県) |
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>詳細
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s13 s15 |
九州の多くの河川(六角川・松浦川・大淀川・五ヶ瀬川・肝属川・川内川等)で大きな洪水が発生した。
【大淀川水系河川整備計画(変更)(九州地方整備局)】(2018)
前線の活発化に伴い、九州南部地方は大雨となった。大淀川流域では7月31日1時頃より降り出した雨が断続的に降り続き、岳下で62㎜、青井岳で63㎜、樋渡で69㎜の時間雨量を記録したのをはじめ、御池で記録した8月1日16時から17時の時間雨量83㎜を最高に流域全般で大雨が降り続いた。また、総雨量でも巣之浦の699㎜を最高に、樋渡で605㎜、四家で534㎜、御池で661㎜等の降雨を記録し、各水位観測所で警戒水位を超える洪水となった。この洪水による被害は死者1人、負傷者2人、家屋の全壊12戸、半壊2戸、床上浸水771戸、床下浸水784戸に及んだ。
【五ケ瀬川水系河川整備計画【国管理区間】九州地方整備局】(2008)
原因が台風7号による洪水。死者2名、負傷者11名、家屋全半壊19戸、床上浸水388戸、床下浸水508戸(流域内)。
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
九州南部を中心に甚大な被害。平成5年(1993年)8月豪雨(7/31-8/7)。