年表から探す 福岡県

災害コード カルテNo 年号 元号 月日 災害名 災害の種類 災害形態 県名 市町村名
など
被災個所数 人的被害 概要
06790100 679 天武7年 1月 筑紫地震(M6.5~7.5) 地震 家屋倒壊、地割れ 福岡県
熊本県
大分県
長崎県
久留米市、日田市 >詳細
16200000 1620 元和6年 洪水 風水害 不作、遠賀川洪水 福岡県 水巻町 >詳細
16950315 1695 元禄8年 3月15日 地震 地震 福岡県 >詳細
16950425 1695 元禄8年 4月25~26日 筑後地震(仮称)(震度6以上) 地震 福岡県 >詳細
16960216 1696 元禄9年 2月16日 地震 地震 福岡県 >詳細
16960218 1696 元禄9年 2月18日 地震 地震 福岡県 >詳細
16960224 1696 元禄9年 2月24日 久留米地方地震(仮称)(震度6以上) 地震 福岡県 久留米市 >詳細
16960306 1696 元禄9年 3月6日 地震 地震 福岡県 >詳細
17030622 1703 元禄16年 6月22日 地震 地震 温泉埋没 福岡県
佐賀県
久留米市、小城市 >詳細
17050328 1705 宝永2年 3月28日 久留米地方地震(仮称)(震度6以上) 地震 福岡県 久留米市 >詳細
17050413 1705 宝永2年 4月13日 久留米地方地震(仮称)(震度5) 地震 福岡県 久留米市 >詳細
17050423 1705 宝永2年 4月23日 久留米地方地震(仮称)(震度5) 地震 福岡県 久留米市 >詳細
17061126 1706 宝永3年 11月26日 地震(震度5) 地震 福岡県 久留米市、柳川市 >詳細
17071028 4
詳細01
1707 宝永4年 10月28日 宝永地震(M8.6) 地震・津波 津波、家屋倒壊 宮崎県
大分県
福岡県
日向市、佐伯市米水津、久留米市、柳川市 家屋倒壊60,000(全体) 死者4,900~20,000(全体)、死者139(日向市)、死者22(佐伯市) >詳細
17231219 1723 享保8年 12月19日 肥後・豊後・筑後地震(M6.5) 地震 家屋倒壊 熊本県
福岡県
大分県
熊本市、山鹿市、玉名市、菊池市、合志市、柳川市 家屋倒壊980(熊本県) 死者2、負傷者25(熊本県) >詳細
17280709 1728 享保13年 7月9日 地震 地震 福岡県 >詳細
17340423 1734 享保19年 4月23日 地震 地震 福岡県 >詳細
17580927 1758 宝歴8年 9月27日 地震 地震 福岡県 >詳細
17620405 1762 宝歴12年 4月5日 地震 地震 福岡県 >詳細
17621017 1762 宝歴12年 10月17日 地震 地震 福岡県 >詳細
17621018 1762 宝歴12年 10月18日 土佐地震(仮称) 地震 福岡県 >詳細
17670822 1767 明和4年 8月22日 地震 地震 福岡県 >詳細
17690809 1769 明和6年 8月9日 地震 地震 福岡県 >詳細
17690829 5 1769 明和6年 8月29日 日向灘地震(M7.75) 地震・津波 山崩れ、橋梁損壊、家屋倒壊、城崩壊、石垣崩壊 宮崎県
福岡県
大分県
熊本県
延岡市、高千穂町、
久留米市
山崩れ10(延岡市)、橋梁崩壊11(高千穂町)、
家屋全壊13(高千穂町)
死者有 >詳細
17770216 1777 安永6年 2月16日 地震 地震 福岡県 >詳細
17780214 1778 安永7年 2月14日 石見地震(仮称)(M6.5) 地震 福岡県 >詳細
17781003 1778 安永7年 10月3日 地震 地震 福岡県 >詳細
18400514 1840 天保11年 5月14日 地震 地震 福岡県 >詳細
18410101 1841 天保11年 1月1日 地震 地震 福岡県 >詳細
18411103 1841 天保12年 11月3日 宇和島地震(仮称)(M6.0) 地震 福岡県 >詳細
18430221 1843 天保14年 2月21日 地震 地震 福岡県 >詳細
18440508 1844 弘化元年 5月8日 地震 地震 福岡県 >詳細
18440624 1844 弘化元年 6月24日 地震 地震 福岡県 >詳細
18441021 1844 弘化元年 10月21日 地震 地震 福岡県 >詳細
18441025 1844 弘化元年 10月25日 地震 地震 福岡県 >詳細
18480110 1848 弘化4年 1月10日 筑後地震(M5.9) 地震 家屋倒壊 福岡県 柳川市 >詳細
18480125 1848 弘化4年 1月25日 熊本地震(仮称) 地震 石垣・壁崩壊 熊本県
福岡県
熊本市 >詳細
18490807 1849 嘉永2年 8月7日 地震 地震 福岡県 >詳細
18540419 1854 安政元年 4月19日 地震 地震 福岡県 >詳細
18541224 7
詳細01
1854 安政元年 12月24日 安政南海地震(M8.4) 地震・津波 崩壊・山崩れ 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
佐伯市、宮崎県内全域、小林市夷守岳 崩壊箇所多数 死者多数(全体) >詳細
18541225 1854 安政元年 12月25日 地震 地震 福岡県 >詳細
18561108 1856 安政3年 11月8日 地震 地震 福岡県 >詳細
18570216 1857 安政4年 2月16日 地震 地震 福岡県 柳川市 >詳細
18570608 1857 安政4年 6月8日 地震 地震 福岡県 >詳細
18571012 1857 安政4年 10月12日 地震(震度5~6) 地震 福岡県
大分県
>詳細
18580106 1858 安政5年 1月6日 地震 地震 福岡県 >詳細
18590624 1859 安政6年 6月24日 地震 地震 福岡県 >詳細
18591006 1859 安政6年 10月6日 地震 地震 福岡県 >詳細
18591012 1859 安政6年 10月12日 地震 地震 福岡県 >詳細
18620523 1862 文久2年 5月23日 地震 地震 福岡県 >詳細
18660515 1866 慶応2年 5月15日 地震 地震 福岡県 >詳細
18670127 1867 慶応3年 1月27日 地震 地震 福岡県 >詳細
18711202 1871 明治4年 12月2日 地震 地震 福岡県 >詳細
18720314 1872 明治5年 3月14日 島根県浜田地震(仮称)(震度5) 地震 福岡県 久留米市 >詳細
18720316 1872 明治5年 3月16日 地震(震度3) 地震 福岡県 >詳細
18720319 1872 明治5年 3月19日 地震 地震 福岡県 >詳細
18730523 1873 明治6年 5月23日 地震(震度3) 地震 福岡県 >詳細
18760202 1876 明治9年 2月2日 地震 地震 福岡県 >詳細
18841130 1884 明治17年 11月30日 地震 地震 福岡県 >詳細
18850615 1885 明治18年 6月15日~20日 梅雨前線による大雨 風水害 浸水被害、筑後川洪水 福岡県
佐賀県
大分県
久留米市、朝倉市、うきは市 瀬ノ下水位2丈5尺5寸(7.72m) >詳細
18851129 1885 明治18年 11月29日 地震 地震 福岡県 >詳細
18890704 詳細09
詳細18
1889 明治22年 7月4日,5日 梅雨前線による大雨〔明治22年水害〕筑後川3大洪水 風水害 家屋倒壊、遠賀川洪水 福岡県
佐賀県
大分県
久留米市、日田市、遠賀町 家屋被害57,368(筑後川流域)、2,196(遠賀川流域) 死者70(筑後川流域)、11(遠賀川流域) >詳細
18950724 1895 明治28年 7月24日 暴風雨 風水害 家屋倒壊他 福岡県 福岡県内全域 死者429(福岡県) >詳細
18980810 1898 明治31年 8月10日、
12日
糸島地震(M6.0、M5.8) 地震 家屋破損、土蔵破損、神社破損、土地陥没・亀裂 福岡県 糸島市波多江・深江、福岡市今宿 家屋破損73、土蔵破損13、神社破損8(福岡県) 負傷者3(福岡県) >詳細
19000706 1900 明治33年 7月6日~11日 梅雨前線による大雨 風水害 家屋倒壊、遠賀川洪水 福岡県 田川郡 家屋倒壊8、浸水家屋780、堤防決壊55、橋梁破壊26(田川郡) 死者1(田川郡) >詳細
19040624 1904 明治37年 6月24日、25日 梅雨前線による大雨 風水害 家屋倒壊、遠賀川洪水 福岡県 遠賀川流域 家屋倒壊2、家屋埋没1、床上浸水550(遠賀川流域) 死者1(遠賀川流域) >詳細
19050725 1905 明治38年 7月25日,26日 梅雨前線による集中豪雨〔明治38年水害〕 風水害 家屋流失、遠賀川洪水 福岡県 遠賀川流域 家屋流失倒壊163、浸水家屋21,000以上(遠賀川流域) 死者12(遠賀川流域) >詳細
19140618 1914 大正3年 6月18日~25日 梅雨前線による大雨 風水害 家屋浸水、筑後川洪水 福岡県
佐賀県
大分県
朝倉市、久留米市 浸水家屋2,400(三井郡)230(朝倉郡)200(久留米市)2,300(三潴郡) >詳細
19151124 1915 大正4年 11月24日 遠賀川地震(仮称)(震度4) 地震 福岡県 北九州市門司区 >詳細
19201219 1920 大正9年 12月19日~20日 有明海沿岸地震(仮称)(震度3) 地震 福岡県 筑後市羽犬塚 >詳細
19210600 詳細18 1921 大正10年 6月 大雨・大正10年水害・筑後川3大洪水 風水害 家屋浸水、筑後川・矢部川洪水 福岡県
佐賀県
大分県
日田市、久留米市、朝倉市、うきは市 家屋被害11,620(筑後川中下流) 死者13(日田市) >詳細
19210809 1921 大正10年 8月9日 門司地震(仮称)(震度3) 地震 福岡県 北九州市門司区 >詳細
19280623 1928 昭和3年 6月23日~29日 梅雨前線による大雨 風水害 家屋浸水、筑後川・矢部川・菊池川洪水 福岡県
佐賀県
大分県
熊本県
久留米市、朝倉市、高瀬町 床上浸水609(久留米市)1,125(三井郡)1,900(三潴郡)2,690(朝倉郡)、
家屋被害14,434(筑後川中下流)
浸水家屋800(高瀬町)
>詳細
19290100 1929 昭和4年 1月 福岡県南部地震(仮称)(M5.5) 地震 壁の亀裂、崖崩れ 福岡県 >詳細
19290804 1929 昭和4年 8月4日 彦島西方沖地震(仮称)(震度3) 地震 福岡県 北九州市門司区 >詳細
19290808 1929 昭和4年 8月8日 福岡県西部地震(M5.1) 地震 壁の亀裂、崖崩れ、山崩れ 福岡県 糸島市雷山・二丈吉井、福岡市早良区、太宰府市水城 >詳細
19300205 1930 昭和5年 2月5日、7日 福岡県西部地震(M5.0) 地震 壁の亀裂、崖崩れ 福岡県 糸島市雷山、福岡市早良区 >詳細
19320721 1932 昭和7年 7月21日 関門海峡付近地震(仮称)(震度2) 地震 福岡県 北九州市門司区 >詳細
19320929 1932 昭和7年 9月29日 玄界灘地震(仮称)(震度3) 地震 福岡県 宗像市大島 >詳細
19330616 1933 昭和8年 6月16日~18日 大刀洗地震(仮称)(震度2) 地震 福岡県 大刀洗町、小郡市 >詳細
19340428 1934 昭和9年 4月28日 脊振山地震(仮称)(震度3) 地震 福岡県 福岡県内全域 >詳細
19350623 1935 昭和10年 6月23,24日 大雨〔昭和10年水害〕 風水害 家屋浸水、筑後川・遠賀川・菊池川洪水、地すべり、田畑埋没 福岡県
佐賀県
大分県
熊本県
宮崎県
筑後川、遠賀川、菊池水系、日南市東郷町 家屋被害30,858(筑後川中下流)、床上浸水520(熊本県) 死者36(福岡県)、4(熊本県) >詳細
19350717 1935 昭和10年 7月17日 山口県西部地震(仮称)(震度3) 地震 福岡県 福岡県内全域 >詳細
19351123 1935 昭和10年 11月23日 福岡県南東部地震(仮称)(震度2) 地震 福岡県 東峰村、朝倉市、福岡市、添田町 >詳細
19410625 1941 昭和16年 6月25~29日 大雨〔昭和16年水害〕 風水害 家屋被害、筑後川・遠賀川洪水 福岡県
佐賀県
大分県
朝倉市、久留米市、うきは市 家屋被害4,235(筑後川中下流) 死者55(福岡県) >詳細
19460700 1946 昭和21年 7月 梅雨前線による大雨 風水害 浸水、矢部川洪水 福岡県 矢部川流域 浸水面積10,845ha(矢部川) >詳細
19530623 20
詳細09
詳細11
詳細18
詳細19
1953 昭和28年 6月23日~30日 梅雨前線による大雨〔西日本大水害、白川大水害、門司・小倉の崩壊、筑後川水害〕、筑後川3大洪水 風水害 河川氾濫、斜面崩壊、土石流、地すべり 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
各県内全域 住家全壊5,699、半壊11,671、床上浸水199,979、浸水254,664(全体) 死者748、行方不明者265、負傷者2,720(全体) >詳細
19630629 1963 昭和38年 6月29日~7月1日 北部九州集中豪雨・早良災害 風水害 浸水、家屋倒壊、停電、・嘉瀬川洪水 福岡県
佐賀県
福岡市早良区 山腹崩壊155、家屋流出768(早良区)
家屋の流失及び全・半壊115 、床上・床下浸水
1,274 (嘉瀬川関係市町村)
死者3(早良区)、13(嘉瀬川流域) >詳細
19690626 1969 昭和44年 6月26日~7月11日 梅雨前線〔平松豪雨崩壊〕 風水害 崖崩れ、地すべり、崩壊、家屋浸水、
矢部川・菊池川・川内川洪水
鹿児島県
宮崎県
福岡県
熊本県
鹿児島市吉野町、薩摩川内市、都城市、三股町、日南市、みやま市瀬高町 崖崩れ917(鹿児島県)、地すべり1、崩壊2(宮崎県)、床上浸水1,134(八女郡)、1,208(菊池川流域)、5,874(鹿児島県) 死者52(鹿児島県)、5(宮崎県) >詳細
19720703 詳細13
詳細14
1972 昭和47年 7月3日~15日 昭和47年7月豪雨〔47.7豪雨(えびの)地すべり性崩壊、47.7豪雨(天草)による崩壊〕 風水害 地すべり、崩壊、家屋浸水、洪水 宮崎県
熊本県
福岡県
佐賀県
大分県
鹿児島県
えびの市真幸、天草市上島、薩摩川内市 家屋全壊7、家屋流失1,614、家屋浸水4,231(遠賀川流域)、8,500(嘉瀬川流域)、床上浸水3,081(熊本県) 等 死者4(宮崎県)
死者1(遠賀川流域)、死者行方不明3(熊本県)、7(川内川流域)
>詳細
19730731 1973 昭和48年 7月31日 筑紫豪雨 風水害 土砂崩れ洪水 福岡県 春日市、篠栗町 土砂崩れ3(福岡県) 死者6(福岡県) >詳細
19780500 1978 昭和53年 5月~翌年3月 少雨〔昭和53年渇水〕 風水害 渇水 福岡県 福岡市等 筑後川関連流域(6市6町) >詳細
19790610 1979 昭和54年 6月10日~7月2日 梅雨前線による大雨 風水害 山・崖崩れ、土石流、筑後川・遠賀川・緑川・菊池川洪水 大分県
福岡県
佐賀県
熊本県
床上浸水1,901(遠賀川流域)、床上床下浸水2,416(緑川流域) 他 死者5(菊池川流域)、1(遠賀川流域)、死者・行方不明者1(緑川流域) >詳細
19800707 1980 昭和55年 7月7日~12日 台風第26号 風水害 家屋流失、遠賀川洪水 福岡県 遠賀川流域 家屋流失1、床上浸水21、田畑冠水790ha(遠賀川流域) 死者1(遠賀川流域) >詳細
19800828 1980 昭和55年 8月28日~31日 豪雨、台風第12号 風水害 山・崖崩れ、土石流、床上浸水、筑後川・遠賀川・六角川・白川・菊池川洪水 大分県
福岡県
佐賀県
熊本県
熊本市、玉名市、
山鹿市
床上浸水713(筑紫川流域)、331(遠賀川流域)、1,670(六角川流域)、3,540(白川流域) 他 死者4(遠賀川流域)、死者・行方不明1(白川流域)、11(菊池川流域) >詳細
19820700 詳細08
詳細22
1982 昭和57年 7月~8月 昭和57年7月豪雨と台風第10号〔長崎大水害〕 風水害 崖崩れ、地すべり、、土石流、床上浸水、筑後川・松浦川・本明川・緑川・球磨川・菊池川洪水 長崎県
大分県
宮崎県
福岡県
佐賀県
熊本県
長崎市、竹田市、椎葉村、甘木市、玉名市 崖崩れ583(長崎市)、4,457(長崎県)、地すべり320(長崎市)、1,292(長崎県) 死者294、行方不明7(長崎県)、死者7(大分県)、2(宮崎県) >詳細
19850622 1985 昭和60年 6月22日~28日 梅雨前線による大雨 風水害 山・崖崩れ、筑後川・遠賀川洪水 長崎県
福岡県
佐賀県
大分県
対馬市、遠賀川流域 山・崖崩れ318(長崎県)、床上浸水61(筑後川流域)、家屋全壊3、床上浸水83(遠賀川流域) 死者1(遠賀川流域) >詳細
19850803 1985 昭和60年 8月3日、31日 台風第13号、高潮 風水害 高潮、斜面崩壊、床上浸水、筑後川・矢部川洪水 長崎県
熊本県
福岡県
佐賀県
大分県
有明海沿岸、筑後川流域、矢部川流域 山・崖崩れ4(長崎県)、床上浸水487(筑後川流域) 他 死者10(熊本県)、8(長崎県)、3(福岡県)、3(佐賀県) >詳細
19900602 詳細19 1990 平成2年 6月2日~7月22日 梅雨前線による大雨〔根子岳崩壊〕 風水害 崩壊、土石流、家屋流失、洪水 熊本県
福岡県
大分県
佐賀県
長崎県
阿蘇市一宮町、武雄市、多久市、熊本市、竹田市、川棚町 崩壊200以上(熊本県)、崩壊43以上(大分県)、崩壊127(長崎県)、床上浸水937(筑紫川流域)、1,783(嘉瀬川流域)、3,028(六角川流域)、1,614(白川流域)。家屋全壊流失3(松浦川流域)。家屋損壊47(六角川流域)65(大野川流域) 死者・行方不明者1(六角川流域)、14(白川流域)、2(緑川流域)、1(菊池川流域)、5(大野川流域) >詳細
19910930 1991 平成3年 9月30日 前線による大雨、台風第17、18、19号 風水害 大規模崩壊、土石流、筑後川風倒木流出 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
各県内全域 山・崖崩れ11(長崎県)、風倒木面積19,000ha、風倒木本数1,500万本(夜明上流域) 死者11(福岡県)、5(長崎県) >詳細
19930902 1993 平成5年 9月2日~4日 台風第13号 風水害 土石流、斜面崩壊、床上浸水、洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
各県内全域 床上浸水937(筑後川流域)、995(大分川流域)、183(番匠川流域)、99(山国川流域)、4(肝属川流域) 死者1(福岡県)、2(宮崎県)、33(鹿児島県)、死者5、行方不明2(大分県) >詳細
19940700 1994 平成6年 7月~翌年6月 少雨〔平成6年渇水〕 風水害 渇水 福岡県 福岡市、太宰府市、大野城市、筑紫野市、北九州市 筑後川関連流域(5市14町1村) >詳細
19970500 1997 平成9年 5月 梅雨前線による大雨 風水害 床上浸水、矢部川洪水 福岡県 矢部川流域 床上浸水23 (矢部川流域) >詳細
19970701 1997 平成9年 7月1日~17日 梅雨前線、低気圧による大雨〔針原川土石流〕 風水害 崩壊、土石流、床上浸水、白川・緑川・菊池川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
各県内全域 49(福岡県)、72(長崎県)、16(佐賀県)、142(熊本県)、39(大分県)、65(鹿児島県)、5(宮崎県) 死者・行方不明者21(全体) >詳細
19970803 1997 平成9年 8月3日~13日 前線による大雨、台風第11号 風水害 床上浸水、矢部川洪水 福岡県 矢部川流域 床上浸水7(矢部川流域) >詳細
19990623 1999 平成11年 6月23日~7月3日 梅雨前線、低気圧〔御笠川氾濫、博多駅地下街水没〕 風水害 河川氾濫、床上浸水、矢部川・遠賀川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
福岡市、北九州市、芦辺町 家屋全壊4(福岡県)、7(長崎県)、床上浸水1,451(福岡県)、13(佐賀県)、45(長崎県) 死者2(福岡県)、1(長崎県) >詳細
19990921 1999 平成11年 9月21日~25日 台風第18号〔八代海高潮〕、
平成11年9月高潮
風水害 高潮・崩壊、床上浸水、洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
福岡市、北九州市、椎田町、熊本市、八代市、不知火町、水上村、鏡町、佐伯市、日之影町 家屋全壊5(福岡県)、142(熊本県)、6(大分県)、39(鹿児島県)、床上浸水352(福岡県)、9(長崎県)、919(熊本県)、61(大分県)、7(鹿児島県) 死者4(福岡県)、16(熊本県)、1(大分県)、1(宮崎県) >詳細
20010619 2001 平成13年 6月19日~20日 豪雨・遠賀川集中豪雨災害 風水害 河川氾濫・床上浸水 福岡県
佐賀県
長崎県
鹿児島県
添田町 家屋全壊1(長崎県)、2(鹿児島県)、床上浸水86(福岡県)、1(長崎県)、1(鹿児島県) なし >詳細
20010711 2001 平成13年 7月11日 梅雨前線による豪雨 風水害 床上浸水、筑後川・矢部川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
筑後川流域、矢部川流域 床上浸水62(福岡県)、1(佐賀県)、6(長崎県) なし >詳細
20030718 2003 平成15年 7月18日~21日 前線、低気圧による大雨〔水俣宝川内土石流、7.19福岡水害〕 風水害 土石流、崖崩れ、家屋全壊、床上浸水、遠賀川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
水俣市、菱刈町、宇美川、御笠川、明星寺川水系 1,271(福岡県)、1(佐賀県)、6(長崎県)、4(熊本県)、13(鹿児島県)、31(宮崎県) 死者・行方不明23(全体) >詳細
20040828 2004 平成16年 8月28日~30日 台風第16号 風水害 崩壊、家屋全半壊、床上浸水、球磨川・大淀川・小丸川・五ヶ瀬川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
椎葉村、日之影町、国分市 土砂災害箇所34(宮崎県)、家屋全壊2(熊本県)、8(宮崎県)、6(鹿児島県)、床上浸水18(熊本県)、1(大分県)、379(宮崎県)、76(鹿児島県) 死者2(宮崎県)、1(鹿児島県) >詳細
20040904 2004 平成16年 9月4日~7日 台風第18号 風水害 崩壊 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
椎葉村、西米良村、宮崎市、鹿本町、東郷町 家屋全壊20(熊本県)、14(鹿児島県)床上浸水1(福岡県)、5(熊本県)、8(宮崎県)、8(鹿児島県) 死者1(熊本県)、1(鹿児島県) >詳細
20041018 2004 平成16年 10月18日~21日 台風第23号、前線による大雨 風水害 崩壊、地すべり、大分川・番匠川・五ヶ瀬川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
世知原町、臼杵市、高岡町、宮崎市、延岡市、日南市 家屋全壊1(佐賀県)、2(宮崎県)、1(鹿児島県)、床上浸水1(福岡県)、261(大分県)、346(宮崎県)、11(鹿児島県)、崖崩れ23、地すべり1(宮崎県) 死者1(長崎県)、1(大分県)、2(宮崎県) >詳細
20050320 19 2005 平成17年 3月20日 福岡県西方沖地震(M7.0) 地震・火災 斜面崩壊、家屋倒壊他 福岡県
佐賀県
長崎県
大分県
福岡市、宇美町、古賀市、前原市、壱岐市、みやき町 家屋全壊143、半壊352、法面崩壊19(福岡県)、崖崩れ3(大分県)、家屋半壊1(佐賀県)、家屋全壊1(長崎県) 死者1(福岡県) >詳細
20050701 2005 平成17年 7月1日~11日 梅雨前線による大雨 風水害 崖崩れ 福岡県
長崎県
大分県
熊本県
諫早市、日田市、九重町 家屋全壊4(大分県)、床上浸水7(福岡県)、6(長崎県)、22(熊本県)、20(大分県) 死者1(長崎県)、5(大分県) >詳細
20050903 詳細13
詳細20
2005 平成17年 9月3日~8日 台風第14号、前線〔南部九州斜面崩壊〕 風水害 斜面崩壊、山腹崩壊、土石流(大規模崩壊)、床上浸水、洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
湯布院町、竹田市、佐伯市、椎葉村、高千穂町、三股町、延岡市、山之口町、西都市、垂水市 家屋全壊1(熊本県)、6(大分県)、1,104(宮崎県)、53(鹿児島県)、床上浸水4(福岡県)、52(熊本県)、296(大分県)、1,462(宮崎県)、269(鹿児島県) 死者1、行方不明3(大分県)、死者13(宮崎県)、5(鹿児島県) >詳細
20060621 2006 平成18年 6月21~28日 梅雨前線による大雨 風水害 土砂災害、浸水害、崖崩れ、菊池川洪水 長崎県
熊本県
玉名市 床上浸水3、床下浸水2(菊池川流域) 死者1(熊本県) >詳細
20060916 2006 平成18年 9月16日 台風第13号 風水害 床上浸水、松浦川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
伊万里市、唐津市、東与賀町、佐伯市、延岡市 家屋全壊2(福岡県)、7(佐賀県)、3(長崎県)、1(大分県)、117(宮崎県)、床上浸水54(佐賀県)、58(長崎県)、1(大分県) 死者1(福岡県)、3(佐賀県)、1(大分県)、3(宮崎県) >詳細
20070705 2007 平成19年 7月5日~8日 台風第4号と梅雨前線による大雨と暴風 風水害 土砂崩れ、床上浸水、矢部川・白川・緑川洪水 熊本県
福岡県
佐賀県
長崎県
大分県
宮崎県
鹿児島県
柳川市、みやま市、武雄市、白石町、熊本市、鹿児島市、肝属町、美里町 家屋全壊1(福岡県)、7(熊本県)、1(大分県)、12(鹿児島県)、床上浸水1(福岡県)、12(佐賀県)、70(熊本県)、43(宮崎県)、43(鹿児島県) 死者1(熊本県)、2(鹿児島県) >詳細
20070802 2007 平成19年 8月2~3日 台風第5号 風水害 高潮、床上浸水、山国川洪水 福岡県
佐賀県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
苅田町、佐賀市、日田市、都城市、日南市、新富町、高鍋町、宮崎市、上屋久町 家屋全壊2(宮崎県)、床上浸水106(大分県)、38(宮崎県) 負傷者1(福岡県)、4(佐賀県)、1(熊本県)、4(大分県)、8(宮崎県)、3(鹿児島県) >詳細
20090724 2009 平成21年 7月24日~26日 平成21年7月中国・九州北部豪雨 風水害・火災 崖崩れ、地すべり、床上浸水、六角川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
福岡市、春日市、那珂川町、大野城市、筑紫野市、太宰府市、宇美町、篠栗町、志免町、須恵町、粕屋町、久山町、前原市、広川町、柳川市、北九州市、岡垣町、久留米市、小郡市、行橋市、苅田町、前原市、筑後市、北九州市、飯塚市、嘉麻市、桂川町、直方市、小竹町、鞍手町、宮若市、田川市、福智町、佐賀市、唐津市、伊万里市、武雄市、大町町、白石町、嬉野市、佐世保市、壱岐市 家屋全壊13(福岡県)、1(熊本県)、床上浸水1,318(福岡県)、81(佐賀県)、1(長崎県)、1(熊本県)、1(大分県)、崖崩れ1,349(福岡県)、18(佐賀県)、55(長崎県)、2(熊本県)、2(大分県) 死者10(福岡県)、1(佐賀県)、1(長崎県) >詳細
20100710 2010 平成22年 7月10日~14日 梅雨前線による大雨 風水害 崖崩れ、河川決壊、家屋全壊 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
福岡市、大野城市、春日市、那珂川町、筑紫野市、広川町、筑後市、北九州市、遠賀町、久留米市、朝倉市、小郡市、行橋市、苅田町、飯塚市、嘉麻市、直方市、小竹町、糸島市、みやこ町、桂川町、福智町、佐世保市、対馬市、上対馬市、上県町、都城市、霧島市、湧水町 家屋全壊5(福岡県)、2(宮崎県)、3(鹿児島県)、床上浸水195(福岡県)、17(佐賀県)、25(長崎県)、1(熊本県)、42(宮崎県)、21(鹿児島県)、崖崩れ568(福岡県)、49(佐賀県)、57(長崎県)、3(大分県)、391(鹿児島県) 死者2(鹿児島県)、行方不明1(宮崎県) >詳細
20110610 2011 平成23年 6月10日~21日 梅雨前線による大雨 風水害 崖崩れ、浸水、球磨川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
長崎市、諫早市、波佐見町、雲仙市、南島原市、綾町、小林市、伊佐市、霧島市、阿久根市、さつま町、南大隅町 崖崩れ等237(全体)、床上浸水4、床下浸水4(球磨川流域) 負傷者4(全体) >詳細
20120402 2012 平成24年 4月2日~3日 暴風 風水害 強風 福岡県
長崎県
熊本県
宮崎県
北九州市、長崎市、
山鹿市、宮崎市
家屋一部損壊17(福岡県)、1(熊本県) 負傷者11(福岡県)、3(長崎県)、5(宮崎県) >詳細
20120711 2012 平成24年 7月11日~14日 平成24年7月九州北部豪雨 風水害 土砂崩れ、崖崩れ、河川決壊 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
鹿児島県
筑紫野市、大木町、みやこ町、直方市、飯塚市、田川市、嘉麻市、桂川町、直方市、香春町、添田町、川崎町、赤村、久留米市、うきは市、朝倉市、大刀洗町、柳川市、八女市、みやま市、筑後市、広川町、唐津市、多久市、佐賀市、鳥栖市、武雄市、白石町、阿蘇市、高森町、竹田市、日田市 家屋全壊119(福岡県)、209(熊本県)、34(大分県)、1(鹿児島県)、床上浸水1,513(福岡県)、28(佐賀県)、523(熊本県)、990(大分県) 死者4(福岡県)、死者23、行方不明者2(熊本県)、死者3(大分県) >詳細
20120915 2012 平成24年 9月15日~19日 台風第16号・大気不安定による大雨・暴風・高波・高潮 風水害 高潮、土砂崩れ、崖崩れ、河川決壊、浸水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
長崎市 家屋被害多数 死者1(長崎県) >詳細
20140706 2014 平成26年 7月6日~11日 台風第8号・梅雨前線による大雨と暴風 風水害 強風、住家・人的被害 福岡県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
鹿児島市、都城市 床上浸水2(福岡県)、1(長崎県)、2(熊本県) 重傷者3(福岡県)、1(長崎県)、1(大分県)、2(宮崎県)、6(鹿児島県) >詳細
20160414 21 2016 平成28年 4月14日~4月16日 平成28年(2016年)熊本地震(M6.5・M7.3) 地震・風水害 住家・人的被害 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
福岡市、大野城市、太宰府市、福津市、北九州市、豊前市、飯塚市、嘉麻市、桂川町、香春町、川崎町、筑前町、大刀洗町、大牟田市、八女市、筑後市、みやま市、大木町、佐賀市、伊万里市、唐津市、神埼市、嬉野市、熊本市、宇土市、宇城市、美里町、荒尾市、玉名市、長洲町、菊池市、合志市、大津町、菊陽町、阿蘇市、南小国町、産山村、高森町、南阿蘇村、西原町、御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、山都町、八代市、氷川町、津奈木町、人吉市、錦町、あさぎり町、多良木町、相良村、山江村、天草市、玉東町、南関町、大津町、菊陽町、大分市、別府市、日田市、佐伯市、津久見市、竹田市、杵築市、宇佐市、豊後大野市、由布市、日出町、九重町 家屋全壊8,667(熊本県)、10(大分県)、床上浸水114(熊本県)H31.4.12現在 死者270(熊本県、3(大分県)※ H31.4.12現在

※震災後における災害による負傷の悪化又は身体的負担による疾病により死亡したと思われる死者数を含む

>詳細
20170705 22
詳細16
詳細18
2017 平成29年 7月5日~7月6日 平成29年7月九州北部豪雨 風水害 住家・人的被害・筑後川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
北九州市、芦屋町、嘉麻市、添田町、久留米市、うきは市、朝倉市、東峰村、白石町、美里町、和水町、、南小国町、日田市 家屋全壊287(福岡県)、49(大分県)1(長崎県)、1(熊本県)、床上浸水22(福岡県)、159(大分県)、1(佐賀県)、5(長崎県)、2(熊本県)H30.10.31現在 死者37、行方不明2(福岡県)、死者3(大分県) H30.10.31現在 >詳細
20180705 2018 平成30年 7月5日~7月8日 平成30年7月豪雨・台風第12号 風水害 住家・人的被害・六角川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
福岡市、筑紫野市、大野城市、北九州市、みやこ町、築上町、直方市、飯塚市、田川市、宮若市、嘉麻市、小竹町、鞍手町、添田町、久留米市、八女市、佐賀市、伊万里市、唐津市、嬉野市、鳥栖市、武雄市、小城市、神埼市、白石町、長崎市、佐世保市、日田市、小林市、鹿児島市 家屋全壊19(福岡県)、3(佐賀県)、1(長崎県)、2(大分県)、1(鹿児島県)、床上浸水929(福岡県)、36(佐賀県)、7(長崎県)、4(熊本県)、1(大分県)、1(宮崎県)H31.4.1現在 死者4(福岡県)、5(佐賀県)、1(宮崎県)、2(鹿児島県)H31.4.1現在 >詳細
20190827 詳細19 2019 令和元年 8月27日~29日 前線による大雨 風水害 六角川洪水 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
久留米市、八女市、筑後市、広川町、うきは市、武雄市、佐賀市、小城市、大町町、白石町、多久市、江北町、鳥栖市、伊万里市、嬉野市、大町町、有田町、佐世保市、平戸市、対馬市 家屋全壊6(福岡県)、87(佐賀県)、床上浸水120(福岡県)、773(佐賀県)、20(長崎県)
R2.4.1現在
死者1(福岡県)、
3(佐賀県)R2.4.1現在
>詳細
20200703 詳細17 2020 令和2年 7月3日~31日 令和2年7月豪雨 風水害 洪水、土砂災害 福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
北九州市、大牟田市、八女市、みやま市、久留米市、柳川市、大川市、小郡市、うきは市、朝倉市、大刀洗町、大木町、唐津市、鳥栖市、鹿島市、神埼市、長崎市、大村市、諫早市、時津町、新上五島町、壱岐市、対馬市、山鹿市、菊池市、合志市、小国町、八代市、芦北町、津奈木町、人吉市、多良木町、相良村、五木村、山江村、球磨村、天草市、菊池市、大分市、中津市、日田市、竹田市、由布市、九重町、玖珠町、えびの市、串間市、都城市、西米良村、鹿児島市、出水市、南さつま市、錦江町、鹿屋市、指宿市、垂水市、薩摩川内市、曽於市、霧島市、いちき串木野市、志布志市、伊佐市、長島町、湧水町、大崎町 家屋全壊1,489(熊本県)、14(福岡県)、2(佐賀県)、4(長崎県)、68(大分県)、4(宮崎県)、25(鹿児島県)、床上浸水301(熊本県)、682(福岡県)、25(佐賀県)、124(長崎県)、129(大分県)、2(宮崎県)、136(鹿児島県)、
消防庁R3.2.26現在
死者65、行方不明2(熊本県)
死者2(福岡県)、3(長崎県)、6(大分県)消防庁R3.2.26現在
>詳細

【理科年表H28】(2016)
(旧12月)筑紫:家屋の倒潰多く、幅2丈、長さ3千余丈の地割れを生じた。
【日本の自然災害500~1995年】(2010)
九州北部に大きな地震があり、筑紫国で倒壊家屋が多く、地割れや丘の崩れもある。久留米市から東へ延びる水縄(みのう)断層を生じる。
【地震・津波と災害】(1991)
筑紫:家多く潰れ、幅6m、長さ10kmの大地割れ生ず。
【福岡の気象百年】(1990)
大分、熊本との県境付近が震央と考えられる。家屋の倒壊が多く、幅2丈(6m)長さ3,000余丈(10km)の地割れを生じた。「日本書紀」によれば「筑紫」とあり、丘は崩れたがその上の百姓の家は破壊することなく、家人は気づかなかったという。「豊後国風土記」によると、五馬山(現大分県日田郡天瀬町あたりか)が崩れ温泉がところどころに出たが、うち一つは間欠泉であったらしい。

【福岡災異誌】(1936)
遠賀郡土地卑、洪水=土民憂フ、五穀育セズ雨度迄御順見。(総合福岡藩年表)
【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
遠賀川の明治以前の資料に残る一番古い洪水。遠賀川洪水(水巻町誌)

【福岡県災異誌】(1936)
地震、但し一日の内四五度地震(石原家記)

【佐賀県災異誌(上巻)】(1952)
程度:大。25日:筑後地強く震ふ、次いで餘震6回あり。
未の刻過大地震半時程、其外一日の中三度、同夜中三度。(石原家記)
26日:筑後地震ふ。酉の刻地震。(石原家記)
【福岡県災異誌】(1936)
25日:未の刻過大地震半時程、其外一日の中三度、同夜中三度。(石原家記)
26日:酉の刻地震。(石原家記)

【佐賀県災異誌(上巻)】(1952)
筑後地震ふ。
【福岡県災異誌】(1936)
七つ時地震。(石原家記)

【佐賀県災異誌(上巻)】(1952)
筑後地震ふ。
【福岡県災異誌】(1936)
夜半地震。(石原家記)

【佐賀県災異誌(上巻)】(1952)
程度:大。筑後地震強し。
【福岡県災異誌】(1936)
八つ時地震、牛時計り、震水泥に成る、斯様の地震古来傳へ聞かずと老人申す、江戸表大地震の儀申来る(石原家記)(中震)

【佐賀県災異誌(上巻)】(1952)
筑後地震ふ。
【福岡県災異誌】(1936)
地震。(石原家記)

【佐賀県災異誌(上巻)】(1952)
筑後久留米地震ふ。(久留米藩史年表)
大雨雷地震。(石原家記)
古湯温泉、大地震に際し、城山崩れて温泉は埋もれたり(小城郡誌)

【佐賀県災異誌(上巻)】(1952)
程度:大。筑後地震強し。
【福岡県災異誌】(1936)
夜半大地震。(石原家記)(強震)

【福岡県災異誌】(1936)
大地震。(石原家記)(強震)

【福岡県災異誌】(1936)
夜大地震、夜中十一度なり。(石原家記)(強震)

【福岡県災異誌】(1936)
夜地震七度、其内に二度強し、同27日三度、28日二度、此地震大地震なり、久留米、柳河、其外隣国大阪も同断の山家々戸板を外に出し、其の上に居る、柳河邊堀の水搖り上げ、魚大分死す、其外畳など出し夫れに取付け、27日食事不給など云う(石原家記)(強震)

【理科年表H28】(2016)
(旧10月4日)「宝永地震」わが国最大級の地震の一つ。津波が紀伊半島から九州までの太平洋沿岸や瀬戸内海を襲った。(津波規模30m以上)
【日本歴史災害辞典】(2012)
大分の佐伯藩では地震で486戸が倒壊した。山崩れも含めての被害。さらに地震後1時間程で高さ1.6~3.3mほどの津波が来た。4刻の間に4回、半日で7回などと記録されているので周期1~2時間ほどの長周期の津波。城下での津波による死者は4名。藩全体では22人。別府湾の日出生では大地震ののち1時間ほどで津波が来て10数度差し引きしたので3日間山に避難していた。津波は杵築でも延岡でもあった。熊本では城はさしたる被害があく領内も死傷者はなかったが470軒の家屋倒壊。高鍋や人吉では城が破損。人吉盆地は倒壊家屋も多かった。長崎では津波が到達、町中に2尺ほどの浸水があった。平戸でも夕方から夜中まで8回の潮の干満。佐賀県鹿島市、長崎県諫早では地震後に震源域の鉄砲や大砲、あるいは雷と表現される大音響が聞こえたという。
【宮崎県における災害文化の伝承】(2006)
日向国で堤防破損1,200間、家屋全壊410戸、流失10戸、破損335戸、田畑汐入5,700石、畑荒地240町(以上竹村太郎右衛門代官所)。堤防破損69,588間余、潰家13,418戸、流失1,525戸、破損16,249戸(以上権藤氏)の記録が残っている。宮崎県における最大震度7。
【鹿児島の気象百年誌】(1983)
震源:南海道沖。「宝永地震」。地震、津波あり、鹿児島城破損す。最大級の地震、津波は九州の南東面より伊豆に至る沿海を襲う。震災地を通じて潰家29,000、死者4,900人。

【理科年表H28】(2016)、【熊本県の気象百年】(1990)
(旧11月22日)肥後・豊後・筑後:肥後で倒家980、死2、飽田(あきた)・山本・山鹿・玉名・菊池・合志各郡で強く、柳川辺でも強く感じた。
【熊本県災害史年表】(1999)
肥後で地震980倒家、死者2名、傷者25名。
【福岡の気象百年】(1990)
熊本県北西部・有明海:肥後で死者有、倒家約千軒。
【熊本県災異誌】(1952)
朝五つ時三度地震夜又三度揺れる山鹿最も烈しく山本郡慈恩寺温泉湧き出す。(天草近代年表、近世肥後年表)
【福岡県災異誌】(1936)
18日:柳河地震(柳河年表)
18日:辰の下刻大地震、一日の内六度、瓦落ち在方釣茶釜搖り落つ程、寺々石塔倒る、所により家搖り崩る、肥後柳河邊別で強し、夫れより5、7日の内一日に二度、三度宛地震止まず、隣国同然27日に止む、河邊は所により地引破れ、泥吹出し、堀の鮒など搖り上げ死す。(石原家記)

【福岡県災異誌】(1936)
辰の刻地震(石原家記)

【福岡県災異誌】(1936)
夜地震三度(石原家記)

【福岡県災異誌】(1936)
未刻地震あり。(石原家記)

【福岡県災異誌】(1936)
明六つ過地震あり。(石原家記)

【福岡県災異誌】(1936)
九つ時地震。(石原家記)

【理科年表H28】(2016)
(旧9月2日)土佐(高知県)での地震。筑後で有感。

【福岡県災異誌】(1936)
未刻大地震。(米府年表)

【福岡県災異誌】(1936)
地震。(綜合福岡藩年表)

【理科年表H28】(2016)、【熊本県の気象百年】(1990)
(旧7月28日)日向・豊後・肥後:延岡城、大分城で被害多く、寺社、町屋の破損が多かった。熊本領内でも被害が多く、津波があった。(津波規模2m前後)
【日本の自然災害500~1995年】(2010)
M7.8、九州地方地震、豊後水道を震源とする強い地震が起こり、延岡城・大分城の被害が多く、城下で寺院・町屋の破損多数。熊本領内でも被害多く、宇和島で有感。
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
山崩れ数十箇所発生、家屋全壊13戸、橋梁11箇所損壊。
【宮崎県における災害文化の伝承】(2006)
M7.4、延岡藩領内で山崩れが数十ヶ所で発生。高千穂では山崩れで家屋全壊13戸、橋梁11ヶ所が損壊しました。しかし、翌二十九日朝まで雷雨となり、翌々八月一日は大風であったため、被害を分類しがたい面がある。(延岡藩)宮崎県における最大震度6。
【熊本県災害史年表】(1999)
未の刻、熊本大地震。
【地震・津波と災害】(1991)
日向灘:M7.8、大分・高鍋・延岡の諸城破損。民家つぶれる。薩摩国沿海の地は津波の被害を受ける。
【福岡の気象百年】(1990)
日向灘北部(豊後水道):大分、宮崎県中心に被害、死者有、壊家多数。津波有。
【鹿児島の気象百年誌】(1983)
震源:日向灘(M7.4)。薩摩国沿海の地は津波の害あり。

【福岡県災異誌】(1936)
地震。(米府年表)

【理科年表H28】(2016)
(旧1月18日)石見(島根県)で地震。筑前で有感。
【福岡県災異誌】(1936)
地震。(米府年表)

【福岡県災異誌】(1936)
夜地震。(綜合福岡藩年表)

【福岡県災異誌】(1936)
夕五とき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
今日四つ半とき地震。(奇談日記)※(旧)天保11年2月8日であるため天保11年である。

【理科年表H28】(2016)
(旧9月20日)宇和島での地震。筑後で有感。
【福岡県災異誌】(1936)
今日七つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
今日朝六つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
今日八つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
朝四つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
四つとき地震致也。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
七つとき地震。(奇談日記)

【理科年表H28】(2016)
(旧12月5日)筑後:柳川で家屋の倒潰があった。
【福岡県災異誌】(1936)
11日:地大いに震ふ、人家の倒るるものあり。(用心日記)

【理科年表H28】(2016)、【熊本県の気象百年】(1990)
(旧12月20日)熊本:熊本城内で石垣を損じ、座敷などの壁が落ちた。
【福岡県災異誌】(1936)
四つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
八つとき大地震、夫れより又々夜に入五つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
八つとき地震。(奇談日記)

【理科年表H28】(2016)
(旧11月5日)「安政南海地震」:被害地域は中部から九州に及ぶ。津波が大きい。(津波規模:30m以上)
【日本歴史災害辞典】(2012)
この連発巨大地震によって関東地方から九州南部までが震度5以上の強い揺れにみまわれ、房総半島から大分県までの海岸が高さ2m以上に襲われた。大分東部震度6以上。九州の佐伯に約2m程度の津波。
【日本の自然災害500~1995年】(2010)
畿内・東海・東山・北陸・南海・山陰・山陽道地震(安政南海地震):前日に安政東海地震があり、翌日、紀伊半島から九州にわたる太平洋岸を中心に大地震。地震後房総から九州までの海岸に大津波が襲来。
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
各所で山崩れ発生、砂土原で液状化現象、夷守山の南側岳くずれ発生。
【宮崎県における災害文化の伝承】(2006)
相良藩(米良・椎葉)、宮崎郡7ヶ所で山崩れ発生した。佐土原では液状化現象が、北方村2ヶ所,南方村3ヶ所,三須村3ヶ所では山崩れが発生しました。高原町夷守岳南側とその他多くの岳が崩れた。(宮崎県の津波高:2m)宮崎県における最大震度5~6。
【宮崎県災異誌】(1967)
南海道沖:大津波は房総半島より九州東岸に及ぶ。鹿児島、その他九州の諸国各々損害を被らざるなし。(権藤氏)
【宮崎県の災害の実態】(1961)
飫肥外ノ浦海溢れる。新堤の中央7.8間欠壊す。(日向史郷土年表)

【福岡県災異誌】(1936)
今朝地震度々、朝四つ時分尤甚し、一昨日よりも強き方なり、夜分も軽重五、六度震候事。(中村平左衛門日記)

【福岡県災異誌】(1936)
今日七つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
是夜筑後国柳河地震ふ。(大屋祐義日記)

【福岡県災異誌】(1936)
朝五つとき地震。(奇談日記)

【大分県災害誌(資料編)】(1952)
程度:中。大分県全般。諸城破損。震源は大分三崎半島線の東方(理科年表)
【福岡県災異誌】(1936)
今日四つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
五つ半頃地震三度致す。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
朝五つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
九つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
五つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
八つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
夕五つとき地震致す。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
夜四つとき地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
七つ下尅地震致す。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
日没頃地震少時にて止みたり、三潴郡浮島村田地凡九反計引割砂泥を吹出し、地面一尺計り下り、同所農家同様一尺計り地面下り家屋傾く。(柳河年表)(強震)

【福岡県災異誌】(1936)
地震にて所々転家多し。(奇談日記)(弱震)

【福岡県災異誌】(1936)
朝二度地震。(加藤田日記)

【福岡県災異誌】(1936)
午後五時地震、各家渾て外へ馳出る。(加藤田日記)(弱震)

【福岡県災異誌】(1936)
夜子尅地震。(奇談日記)

【福岡県災異誌】(1936)
今暁午前7時20分地震。(奇談日記)

【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。瀬の下地点2丈5尺5寸(7.72m)。筑後川の国直轄工事として統一した改修計画(第1期改修計画)策定の契機となった洪水。

【福岡県災異誌】(1936)
午前11時地震。(奇談日記)

【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。瀬の下地点2丈8尺4寸5分(8.62m)。死者日田18人、久留米52人、家屋被害日田8,460戸、久留米48,908戸第2期改修の必要性を痛感せしめた洪水(筑後川3大洪水)。
【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
遠賀川洪水。死者11名、家屋流出倒壊127戸、浸水家屋2,069戸、堤防決壊2,286箇所、橋梁破壊412橋。

【日本の自然災害500~1995年】(2010)
福岡県西部地震:M6.0、21時57分、福岡県西部糸島半島付近を震源とする地震が発生。糸島郡で家屋破損73、土蔵破損13、神社破損8などの被害あり。12日再び同じ場所でM5.8の地震が起きて家屋などが小破。
【地震・津波と災害】(1991)
筑前糸島郡:M6.0、家屋破損73、傷者3人。12日にも同地方で再び地震があり、家屋などが小破した。
【福岡の気象百年】(1990)
被害は、糸島半島の頸部、国鉄の北側沿線に集中し、全体で負傷3人、家屋倒壊58棟、家屋傾斜15棟、土蔵破損13棟、神社破損8ヶ所など。とくに被害が大きかったのは波多江村と可也村で、可也村の小金丸では長さ50間(約90m)ばかりの楕円形の土地が陥没し亀裂を生じた。また、今宿村や深江村の沖の漁船は海震を感じた。
【九州の災害史】(1987)
福岡市付近地震M6.5、糸島郡で家屋破損73、土蔵破損13、神社破損8。12日に再び地震があり、家屋などが小破した。
【佐賀県災異誌(下巻)】(1952)
佐賀地方に強震(震度5)あり。唐津地方では10日夜の初震より11、12日の夜にかけて強弱30余回の地震あり。(佐賀新聞)
糸島地震:佐賀での発震時刻は10日午後9時58分03秒で、その前に物の落ちるが如き地震あり、時計が止まった。また12日午前8時34分29秒、また午後1時04分15秒(時計止まる)にもかなりの震動があった。
【福岡県災異誌】(1936)
8月12日朝、糸島郡(現糸島市)に本県としては稀にみる強震。

【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
原因が梅雨の遠賀川流域での洪水。

【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
原因は梅雨。死者1人、家屋倒壊2戸、家屋埋没1戸、床上浸水550戸、床下浸水650戸、田畑冠水47町歩。

【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
原因は梅雨。日の出橋水位6.51m。死者12人、家屋流失倒壊163戸、浸水家屋21,000戸以上、堤防決潰257ケ所、橋梁流出141橋。

【九州防災・災害情報アーカイブ(国土交通省)】
この洪水による被害は、三井郡一帯が甚だしく、郡内19箇町村は一大江海となった。このほかでは朝倉郡、三潴郡の被害が大きかった。
【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。瀬の下地点水位6.29m。家屋被害5,130戸(中下流)。降雨量で既往の洪水を大きく上回った洪水。

【福岡県災異誌】(1936)
震源地は飯塚または直方付近。震動は東部で比較的強く、特に門司、泉では中震を感じ、弱震部域鞍手、嘉穂、田川、遠賀、築上、京都、企救、宗像の諸郡と小倉、門司の二市を含む。微震部域は筑紫、粕屋、朝倉、早良の諸郡と福岡市を含み、久留米、前原、柳川は全くこれを感じなかった。(中震)

【福岡県災異誌】(1936)
有明海沿岸の地震、弱震は、西宮永(柳川市)、四ツ山(大牟田市四山町)、銀水(大牟田市)、矢部(八女市)、北野(久留米市)、大川(大川市)、後藤寺(田川市)、甘木(朝倉市)、入部(福岡市早良区)、山川(久留米市)、飯塚(飯塚市)。

【九州防災・災害情報アーカイブ(国土交通省)】
筑後川洪水。日田地区では山津波を起こし三隈川は最高水位を記録。橋流失、堤防決壊。大山川流域の部落23戸が流され死者13名を出した。筑後川中下流も大きな被害を受け三潴郡の町村はすべて浸水した。
【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。瀬の下地点水位7.15m。降雨量で既往の洪水を大きく上回った洪水。
【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
「6月17日前代未聞の大洪水を招き、矢部川星野川両流域に亘る二十一ヶ町村は、突如暴戻なる氾濫の害を受けて、橋梁住宅の流失、堤防堰塘の決潰田畑林野の荒廃其他人畜の死傷等各地挙て数ふ可からず。」(水害誌(八女郡)大正10年より)。浸水面積が13,504haの洪水。

【福岡県災異誌】(1936)
門司付近の地震、震動は割合に強く、門司、小倉の沿岸はもちろん、豊前の内海沿岸および遠賀郡の海岸等はすべて弱震を感じた。(弱震)

【九州防災・災害情報アーカイブ(国土交通省)】
筑後川の洪水のピークが3回あり、そのため高い水位の湛水時間が長く、三井・三潴・朝倉の3郡が最もひどく、特に三井郡は大正10年の被害とほぼ同程度であった。
【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。瀬の下地点水位6.29m。4大捷水路の開削が促進される契機となった洪水。
【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
原因は梅雨前線。浸水面積:18,950ha。
【菊池川系流域及び河川の概要(国土交通省)】(2008)
菊池川上流水源村では26日~28日までの3 日間に681mmの多雨を記録した。
下流高瀬付近では未曾有の大氾濫をきたし、高瀬橋では水深24 尺8 寸に達した。
同町の浸水家屋800戸、鹿本郡では455戸にのぼり田畑も数百町歩浸水した。
25日~30の6日間連続雨量は山鹿349.4、隈府649.8、小国579.8、大津376.7mm。

【福岡の気象百年】(1990)
壁の亀裂やがけ崩れなど軽い被害。

【福岡県災異誌】(1936)
彦島西方沖の地震、門司では弱震を感じた。

【福岡の気象百年】(1990)
壁の亀裂やがけ崩れなど軽い被害。
【佐賀県災異誌(下巻)】(1952)
福岡、佐賀県境を中心に起こった突発地震。2回に亘り激しい上下動の強震あり、附近では山崩れ、大木が横倒し若干の被害を出した。
【福岡県災異誌】(1936)
糸島郡雷山村の地震、曲淵・東入部(福岡市早良区)、福吉(糸島市二丈吉井)、水城(太宰府市)で中震。

【福岡の気象百年】(1990)
壁の亀裂やがけ崩れなど軽い被害。
【福岡県災異誌】(1936)
糸島郡雷山村の地震、曲淵・東入部(福岡市早良区)で強震、曲淵で崖崩れ。

【福岡県災異誌】(1936)
関門海峡付近の地震、福岡県北東部で軽震または微震。

【福岡県災異誌】(1936)
玄界灘の地震、宗像郡大島村で弱震。

【福岡県災異誌】(1936)
大刀洗付近が震源の地震、大刀洗(三井郡大刀洗町)、立石(小郡市)で軽震。

【福岡県災異誌】(1936)
脊振山付近の地震。福岡、屋形原、前原、福吉、今津、曲淵、御笠、南畑、水城、立石、大刀洗、北野、芦屋、小倉で弱震。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
田畑埋没。
【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。中瀬の下地点水位7.15m。中下流型降雨により支川改修着手の契機となった洪水。
【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
原因は梅雨。日の出橋水位5.60m。床上浸水455戸、床下浸水947戸、堤防決潰1ケ所、橋梁流出6橋。
【菊池川系流域及び河川の概要(国土交通省)】(2008)
小笠原高気圧が西日本に不安定な気流を吹送していたが揚子江中流より東北東へ進行してきた低気圧の衝撃により上昇気流が激化され、気流性豪雨を引き起こした。
死者4名、家屋浸水床上520戸、家屋浸水床下3,077戸、船舶難破2、山崩数百ヶ所、橋梁流失20、堤防決壊43、道路決壊50、農作物被害面積25,794 町歩(熊本県内の被害状況)

【福岡県災異誌】(1936)
山口県西部の地震。門司、小倉、八幡、大蔵、芦屋、東郷、飯塚、英彦山、落合、添田、勾金、後藤寺、方城、福丸、八屋、志波、秋月、甘木、久留米、福島、山川、柳河、若津、大牟田、水城で弱震。

【福岡県災異誌】(1936)
福岡県南東部の地震。この地方に地震の発生をみたことは稀である。小石原、泉、甘木、杷木、御笠、英彦山、八尾、添田で軽震。

【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。瀬の下地点水位6.53m。家屋被害4,235戸(筑後川中下流)
【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
日の出橋水位5.65m。堤防、道路、橋梁、家屋、耕地、炭鉱等の被害が続出。

【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
原因は梅雨前線。浸水面積は10,845ha。

九州の多くの河川(筑後川・矢部川・遠賀川・嘉瀬川・六角川・松浦川・本明川・白川・緑川・菊池川・大分川・山国川等)で大きな洪水が発生した。【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
九州中北部総雨量700~1,400mm(最大2,000mm)、阿蘇郡内牧総雨量795mm。
【気象庁】
日降水量は熊本で411.9mm(26日)、佐賀366.5mm(25日)、福岡307.8mm(25日)などの豪雨となった。期間降水量は大分で718.7mmに達したほか各地で600mm前後となった。それまでの大雨の影響もあって、熊本県で死者・行方不明者が500名を越えたほか、福岡、佐賀、大分、山口の各県で甚大な被害が発生した。
【筑後川水系流域及び河川の概要(国土交通省)】
24日午後から25日早朝にかけて、中国東北部から中部へ南西にのびる気圧の谷が次第に深まり、山東半島の南に998hpa の低気圧を伴って接近したため梅雨前線が北上し、筑後川流域では25日午後から26日午前中まで集中的な豪雨に見舞われた。
この洪水の被害は古今未曾有と称される程甚大なものであった。
各所で堤防の決壊があいつぎ家屋の流失、全壊、半壊は12,801戸を数え、床上浸水49,201戸、床下浸水46,323戸、さらに広大な耕地の流失、埋没、冠水を生じ、流域の被災者数は実に54万余人といわれ、死者147人に達する悲惨な大災害であった。
【山国川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
梅雨前線の活動が著しく活発で、特に25日~29日までの5日間の降雨水量は、県の中部や西部では800mmを越えた。山国川では、中津市金谷の水位が6.20mに達した。(危険水位6.00m、警戒水位4.00m)特に中流部で被害が出た。

【福岡県の主な土砂災害事例(福岡県県土整備部砂防課】
629日夜から翌30日午前6時頃にかけて梅雨前線の北上に伴い、福岡市早良区(旧早良郡早良町)の佐賀県境背振山系の金山付近では局地的な集中豪雨に見舞われ、金山山地に大規模な山
腹崩壊が155箇所も発生し、室見川水系の角渓流は土石流の発生によって瞬時に氾濫し、死者3 名、流出等被災家屋768戸、田畑埋没250ha等の被害が出た。
【嘉瀬川水系河川整備計画-大臣管理区間-九州地方整備局】(2007)
6月28日黄海北部に発生した低気圧の中心を東西にのびる梅雨前線は、朝鮮南部にあって次第に活発になりはじめたが、九州地方は太平洋高気圧に覆われて一時梅雨の中休みの気圧配置となった。しかし、朝鮮から九州北部にかけては低気圧の影響もあって、南よりの風がやや強く、にわか雨や雷の発生する所が多くあった。黄海の低気圧はその後ゆっくり東北東に進み、29日夜には朝鮮北部を横切って元山沖に出た。この頃から低気圧の後面にある寒冷前線が急速に南下しはじめ29日夜半には対馬海峡にかかり、30日未明には九州北岸に達した。このため県の北部では29日夜から、県の東部及び南部では 30日の朝から雷を伴った豪雨が降りはじめた。特に県北部の三瀬、古湯地区では1時間雨量が80mm~110mmもの集中豪雨となった。
この雨量のため 30日早朝より山地崩壊、崖崩れが各所に発生し、関係市町村の被害状況は死者13名、重軽傷者12名、家屋の流失及び全・半壊115戸、床上・床下浸水1,274 戸。

【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
低気圧が九州北部に停滞し、南方洋上からの暖かい湿った空気の流入も相まって、梅雨前線の活動が活発となり、6月26日から降り続いた雨は411mm を記録(瀬高町広報誌より)。
このため、矢部川中・下流域の各地で多くの浸水被害が発生しました。
浸水戸数:床上1,134 戸、床下2,913 戸。
【菊池川系流域及び河川の概要(国土交通省)】(2008)
梅雨前線の発達により28日夕方より降り始めた雨は29日4 時頃より強くなり1時間10~40mmの雨が29日夕方まで降り続き、その後断続的に降り、7月2~3日は雨は完全にやんでいたが早朝より再び降りだし豪雨となり5日早朝まで降り続いた。
床上/床下浸水1,208戸、田畑被害4,910ha。
【川内川水系河川整備計画【国管理区間】九州地方整備局】(2009)
28日の夕方より、梅雨前線が九州に停滞して各地に記録的な大雨を7月7日まで降らせた。川内川筋では特に下流地区の薩摩川内市で大きな被害を受け、支川春田川、平佐川等が氾濫して、薩摩川内市の中心部は殆ど全域に亘って浸水した。この梅雨前線により、鹿児島県内では死者・行方不明者52名の人的被害を出し、家屋全半壊・流失283戸、床上浸水5,874戸、床下浸水7,448戸に達した。

九州の多くの河川(筑後川、遠賀川、嘉瀬川、六角川、松浦川、緑川、球磨川、川内川等)で大きな洪水が発生した。【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
全国で豪雨災害相次ぐ。熊本県姫戸町、高知県土佐山田町で土砂崩れ。
【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
原因は梅雨。日の出橋水位6.45m。死者1名、負傷者7名、家屋全壊7戸、家屋半壊27戸、家屋流失1614戸、家屋浸水4212戸。
【六角川水系河川整備計画【変更案】【国管理区間】九州地方整備局】(2020)
九州北部から本州の太平洋岸に停滞した梅雨前線により、7月9日の降り始めから13日までにところにより400mm を越える豪雨となり、各地で崖崩れ、堤防決壊等の災害が発生。この豪雨により、床上浸水220戸、床下浸水3,771戸、住居倒伏6戸、農地冠水約4,970haという被害となった。
【緑川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
梅雨前線の活動により5日未明から降り始めた雨は、6日未明より午後にかけて局地的大雨となり、緑川ダム上流域で300mm 程度、御船川及び緑川中流域で400~500mm、加勢川及び緑川下流域で350~400mm の連続雨量となった。緑川では中甲橋地点の最高水位が4.2m、また城南地点の最高水位が6.55m に達し、いずれも既往最高水位を記録。
緑川水系では死者・行方不明者3 名、家屋の全半壊94 戸、床上浸水3,081戸、床下浸水6,902 戸の被害が発生。
【川内川水系河川整備計画【国管理区間】九州地方整備局】(2009)
3日山東半島付近にある低気圧は4 日朝日本海に抜けるとともに、九州にかかっていた梅雨前線も北上し、5日昼頃より雷を伴った豪雨となった。さらに、梅雨前線は対馬海峡付近まで南下していたことから、南西から湿った暖かい空気が流れ込み、6日の昼すぎまで雨が降り続き、総雨量は上流の白鳥観測所で535mm、中流の狩宿観測所で587mm、羽月川の大口観測所で647mm を記録した。この梅雨前線の活発化による豪雨により、流域内のほとんどの観測所にてはん濫注意水位(旧警戒水位)を突破し、特に、湯田及び宮都大橋では過去最高水位を更新した。死者・行方不明者8名、家屋全半壊・流失472戸、床上浸水695戸、床下浸水1,399戸と甚大なる被害。

【気象庁】
287日の給水制限、のべ断水時間4054時間。前年の夏から翌春にかけての降水量が平年の70%以下となったことが引き金となり水源をダムに頼っていた事情のため回復が遅れ、給水制限を実施。

【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。瀬の下地点水位6.44m。床上浸水71戸、床下浸水1,355戸。
【遠賀川水系流域及び河川の概要(国土交通省)】
原因は梅雨。日の橋水位7.40m。死者1名、負傷者8名、家屋全壊7戸、家屋半壊94戸、床上浸水901戸、床下浸水4262戸、田畑冠水4138ha。朝鮮半島にあった梅雨前線が低気圧の刺激を受け、州北部に南下し雨を降らせた。
九州南部まで南下した梅雨前線は再び北上して九州北部に停滞し、前線上を低気圧が通過しため活発化し、強い雨を降らせた。採銅所観測所では時間雨量57.0mm、日雨量261.0mm、総雨量731.0mm を記録した。
各観測所とも警戒水位を突破した。特に遠賀川本川筋の観測所では警戒水位を1.00m以上越えており、日の出橋では7.40m、中間は5.33mの最高水位を記録した。
遠賀川流域で死者1人、負傷者8人、家屋の全壊7戸、半壊94戸、床上浸水1,901戸、床下浸水4,262戸、田畑の冠水4,138ha の被害が発生した。
金辺川右岸(田川市五徳地区)が95m 破堤した他、遠賀川本川右岸10k188~10k325付近で漏水が発生する等、各地で被害が発生した。
【緑川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
梅雨前線の停滞により6月26日夕刻から雨が降り始め、28日深夜には豪雨となり30日まで断続的に強い雨をまじえて降り続いた。
加勢川の大六橋では27日18時に警戒水位を超え、29日6時に最高水位に達した後、7月3日15時にようやく指定水位に復するほど長期間の洪水であった。
日雨量約140mm、最高水位3.85m、流量約970?/s(城南観測所)
死者・行方不明者1名、家屋全半壊9戸、床上床下浸水2,416戸(緑川流域)
【菊池川系流域及び河川の概要(国土交通省)】(2008)
岩野川・内田川・迫間川を中心に700~900mm の降雨、戦後第2位の出水、山鹿水位582m、岩野川中心に護岸決壊、旧堤破壊、その他浸水。
人的被害死者5名、床上/床下浸水 738 戸、田畑被害 2,300ha

【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
原因は台風26号の洪水。日の出橋水位6.23m。死者1名、家屋半壊7戸、家屋流失1戸、床上浸水21戸、床下浸水949戸、田畑冠水790ha。

九州の多くの河川(筑後川、遠賀川、六角川、白川、菊池川等)で大きな洪水が発生した。【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】(H19.4)】(九州地方整備局)
原因はの洪水。日の出橋水位7.35m。死者4名、負傷者2名、家屋全壊15戸、家屋半壊4戸、床上浸水331戸、床下浸水1916戸、田畑冠水662ha。
【白川水系河川整備計画(変更)【大臣、知事管理区間】九州地方整備局】(2020)
28日熊本県地方は、台風の間接的な影響で大気が非常に不安定な状態となり、九州北部に前線が現れ、南西の高温多湿の空気が流れ込んだため前線の活動が活発となり、29 夜から31日にかけ県の中部以北で強い雨が降った。降り始めからの連続雨量は、阿蘇黒川観測所で最大666mm、熊本観測所で334.5mm を記録。この大雨は、熊本市街部のうち二本木、十禅寺等の地区で越水する洪水となり、主に熊本市で多数の家屋浸水を発生させた。
この雨による白川流域関連市町村の被害は死者・行方不明1名、家屋の全半壊18戸、床上浸水3,540戸、床下浸水3,245戸に及んだ。
【菊池川系流域及び河川の概要(国土交通省)】(2008)
菊池川支川合志川で集中豪雨。橋梁流失4 箇所、南島堰の決壊、繁根木川で落橋と堤防の決壊。木葉川で橋梁欠損。
低気圧及び前線の活動で28日より31日まで4日間降り続いた。平眞城の総雨量648mm、最高水位は玉名で5.12m、山鹿で5.81mを記録した。
死者、行方不明者11名、負傷者1名、全半壊47戸。、床上/床下浸水3,900戸、田畑被害 4942.9ha

九州の多くの河川(筑後川・松浦川・本明川・緑川・球磨川・菊池川等)で大きな洪水が発生した。
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
長崎県を中心に記録的な大雨。(最大時間雨量187mm、総雨量1,174.5mm長崎豪雨)
崩壊土砂量100万㎡。(宮崎県)
【本明川水系河川整備計画(変更)九州地方整備局】(2016)
(長崎大水害)豪雨(梅雨)により、本明川流域で死者3名、負傷者1名、家屋の全壊2戸、半壊11戸、床上浸水951戸、床下浸水1,457戸の被害を受けた。
【緑川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
梅雨前線の活発な活動により、23日12時頃から雨が降り始め、24日には豪雨となり、25日17時までの連続雨量は稲生野観測所416mm、尾野尻観測所351mm、内大臣観測所384mm、矢部観測所357mm、吉無田観測所505mm、津森観測所443mm を記録。
緑川中甲橋地点の水位は24日1時頃より上昇し始め、25日4時頃最高水位3.64mに達した。また、緑川城南地点の水位は24日16時頃警戒水位を超え、22時頃最高水位6.05mに達しました。御船川御船地点の水位は24日13時頃より急激に上昇し始め、14 時頃警戒水位を超え、15時頃最高水位3.74mに達しました。また、加勢川大六橋地点の水位は計画高水位を上回り、最高水位4.87mに達した。
緑川水系では死者・行方不明者9名、家屋の全半壊32戸、床上浸水1,920戸、床下浸水6,618 戸の被害が発生しました。
【菊池川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2011)
九州中部から北部に停滞していた梅雨前線によりもたらされた降雨によって、流域内ほとんどの観測所において時間雨量50mmを超える大雨となり、降り始めからの総雨量は山鹿で501mm、穴川で919mmを記録。
この雨量は昭和28年6月洪水に匹敵するもので、最高水位は玉名地点で5.94m、山鹿地点で6.90mとなり、流量についても玉名地点で甚大な被害をもたらした昭和28年洪水と同規模の約3,000m3/s を記録。
菊池川流域では死者7名、家屋全・半壊17戸、床上浸水1,157戸、床下浸水2,564戸と甚大な被害が発生。これにより、菊池川中流部において激甚災害対策特別緊急事業が採択され、本川中流部の河川整備が進められた。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
1時間最大雨量57.5mm、総雨量1,033mm。
【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。瀬の下地点水位5.10m。床上浸水61戸、床下浸水1,735戸。
【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
原因は梅雨。日の出橋水位7.20m。死者1名、負傷者1名、家屋全壊3戸、家屋半壊39戸、床上浸水83戸、床下浸水578戸、田畑冠水1143ha

【不知火高潮災害誌】(1999)
熊本県:31日、県内全域が暴風雨に見まわれ死者10名(漁船転覆による)。
【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は台風。床上浸水487戸、床下浸水1,517戸(花宗地区床上140戸、床下324戸 寺井地区床上14戸、床下49戸)
台風13号と満潮が重なり下流域で大規模な高潮被害が発生。
【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
浸水戸数25 戸、浸水面積2.9ha。
【六角川水系河川整備計画【変更案】【国管理区間】九州地方整備局】(2020)
高潮潮位(T.P.m)住ノ江橋4.81m。浸水家屋71戸(有明海沿岸)

九州の多くの河川(筑後川・矢部川・嘉瀬川・六角川・松浦川・白川・緑川・菊池川・大野川等)で大きな洪水が発生した。
【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
九州地方を中心に大きな被害。1時間雨量最大51mm、連続雨量457mm。(大分県)、1時間雨量最大79mm、連続雨量498.5mm(長崎県)。
【白川水系河川整備計画(変更)【大臣、知事管理区間】九州地方整備局】(2020)
白川流域では、7月1日深夜から集中豪雨に見舞われ、阿蘇山観測所の7月1日23 時~7月2日23時までの累加雨量は341mm、時間最大雨量で50mm(7月2日8時~9時)の降雨となった。
この大雨で、支川黒川は多くの箇所で越水し、阿蘇市内牧市街部を始め、広範囲で浸水被害が発生。白川では熊本市街部のうち川端町、九品寺、水道町などで越水し、多数の家屋が浸水。また、阿蘇地方では、多量の流木を含んだ洪水が周辺の人家を襲い、全壊家屋が多数発生するなど極めて甚大な被害が発生。併せて、土石流等の土砂災害でも大きな被害。
この雨による白川流域関連市町村の被害は、死者・行方不明14名、家屋の全半壊146戸、一部破損250戸、床上浸水1,614戸、床下浸水2,200戸に及んだ。
【大野川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2014)
大分県における降雨状況は、豊肥地区・日田地区に集中し、7月2日の夜半から強度を増し、同日の9時から15時にかけて集中的な降雨をもたらし、9時から12時までの3時間に竹田観測所で141mm、上流の波野観測所(熊本県)で193mmに達した。
被害は、流木による災害も加わって甚大なものとなり、竹田市、直入郡、大野郡の豊肥地区だけで、死者5名、床下浸水415戸、床上浸水439戸、家屋全壊65戸等、ほとんど豊肥地区に集中し、下流部は内水被害等が発生した他は、外水による家屋被害等は見られなかった。被害額でみると、大分県内では総額751億円に及び、このうち大野川上流部の豊肥地区は527億円で、県内の約70%に達した。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
宮崎県東臼杵郡椎葉村:幅120m、高さ180m、4万㎡崩壊。
【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
風倒木面積19,000ha、風倒木本数1,500万本(夜明上流域)。
台風17、19号による記録的な烈風により上流山地部で大量の風倒木が発生。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
非常に強い勢力で九州南部に上陸。種子島で最大瞬間風速59.1m/s、宮崎県日之影町で日降水量540mm。1時間降雨量最大81.5mm(大分)、総雨量2,855.5mm(大分)。

九州の多くの河川(筑後川・大分川・大野川・番匠川・山国川・肝属川等)で大きな洪水が発生した。【大分川水系流域及び河川の概要(国土交通省)】(2006)
台風13号は、8月30日沖の鳥島近海で発生し、大型で非常に強い勢力を保ちながら、9月2日に南西諸島に沿って北北東に進み、3日16時前に薩摩半島へ上陸した。上陸時の気圧は、930hPaで、上陸後も中型で強い勢力を保ちつつ北東に進み、21時頃佐伯市付近を通って豊後水道に抜け、23時ごろ愛媛県八幡浜市に再上陸し北東へ進んだ。
大分県は、3日19時ごろ全域が暴風域に入り、沿岸部を中心に風雨が強く、大分では累年第1位の最大1時間雨量81.5mm、累年第2位の日雨量414mmを記録。
これより、大分川水位も急激に上昇し、大分川本川上流、七瀬川、賀來川で越水被害、大分市尼ヶ瀬地区などで床上浸水82戸等の大規模な内水被害が発生。また、大分川流域で、死者1名、負傷者9名、家屋全壊半壊49戸、床上浸水995戸、床下浸水2982戸
、浸水面積312haに達し、近年稀にみる多大な被害となった。
【大野川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2014)
大野川の水位は急上昇し、基準地点白滝橋水位観測所では8.91m、乙津川の高田橋でも計画高水位を上回る3.29mを記録した。
大野川流域全体の被害は、死者・行方不明者5名、家屋半壊17戸、浸水家屋302戸等。大野川下流部では、堤防が概成していたことにより、外水氾濫による被害はないが、内水氾濫により、支川迫川、鴨園川、北鼻川等で床上浸水37戸、床下浸水36戸が発生。

【気象庁】
295日の給水制限、のべ断水時間2452時間。筑後川からの取水制限実施。

【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
原因は梅雨前線。流量約1,500m3/s(船小屋地点)。浸水戸数:床上23 戸。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
西日本から中部地方で大雨、鹿児島県出水市で土石流被害。熊本県旭志村で期間降水量1,495mm。
【白川水系河川整備計画(変更)【大臣、知事管理区間】九州地方整備局】(2020)
梅雨前線による豪雨。流域平均2日雨量(代継橋上流)406.8mm。代継橋水位観測所水位4.59m。流域関連市町村の被害は、家屋の一部破損3戸、床上浸水68戸、床下浸水664戸。
【緑川水系河川整備計画-国管理区間-(九州地方整備局)】(2013)
活動を強めながら南下した梅雨前線は、7月8日から11日にかけて九州北部に停滞し、南から流れ込んだ湿った空気が前線の活動を活発化させ、激しい雨が断続的に降り続いた。
緑川流域でも、梅雨前線の活動に伴い7月6日3時頃から雨が降り始め、加勢川流域の津森観測所では、1時間に47mm、3 時間に105mm、御船川流域の島木観測所では1時間に40mm、3時間に65mm を記録。また、7月6日降り始めからの総雨量は、津森917mm、島木763mmとなった。
この降雨により、加勢川大六橋地点では、7月7日2時頃から水位が上昇し始め、7日18時過ぎに指定水位、7日22時頃には警戒水位を突破し、7月10日16時に最高水位5.00mを記録。7月10日13時30分に計画高水位を越え、11日4時に計画高水位を下回るまで約14時間かかる等、長時間続いたこの洪水により、緑川水系では、家屋全・半壊6戸、床上浸水132戸、床下浸水1,200戸の被害が発生。
【菊池川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2011)
実測流量(玉名地点)約2,400?/s、家屋浸水7戸。

【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
原因は梅雨前線。流量約1,600m3/s(船小屋地点)。浸水戸数:床上23 戸。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
西日本で激しい雨。福岡市で地下街に浸水害、広島県で土砂災害。
【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
梅雨前線が原因の洪水。流量約1,300m3/s(船小屋地点)、浸水戸数:床下45戸。
【遠賀川水系河川整備計画【大臣管理区間】九州地方整備局】(2007)
日の出橋水位6.72m。床上浸水232戸、床下浸水930戸、田畑冠水752ha。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
熊本県に上陸。熊本県で顕著な高潮被害。

九州の多くの河川(矢部川・白川・緑川・球磨川・菊池川等)で大きな洪水が発生した。【緑川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
大型で非常に強い台風18号が9月24日未明に天草を通過し、熊本県北部に上陸。緑川河口、浜戸川が折しも大潮と重なり越水し家屋浸水被害が発生。
日雨量約110mm、最高水位3.21m、流 量約1,000m3/s(城南観測所)死者・行方不明者1名、床上浸水254 戸、床下浸水124 戸。

【遠賀川水系流域及び河川の概要】(国土交通省)
18 日午後、朝鮮半島南部に停滞していた梅雨前線に向かって、南海上から暖かく湿った空気(暖湿気)が流れ込み、大気が不安定となった。
19 日早朝には、さらに暖湿気の流入が強まり、遠賀川流域では夕方から夜にかけて局地的な激しい雨が降った。
彦山川上流の添田では、19日23時までの6時間に221mm の大雨となったのをはじめ、アメダス観測所18 ヶ所中10 ヶ所で19 日の日雨量が200mm を超えるものとなった。
このため、計11箇所の水位観測所で警戒水位を突破し、日の出橋においては危険水位を突破し、最高水位7.84mを記録した。
これは、戦後最大の昭和28年6月洪水を上回り、計画高水位まであと60cmとせまるものであった。
この洪水により、遠賀川流域では床上浸水87 戸、床下浸水151戸の被害が発生した。

【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
原因は梅雨。瀬の下地点水位3.84m。床上浸水23戸、床下浸水180戸。花月川支川有田川、寒水川で氾濫。
【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
原因は梅雨前線。流 量約2,000m3/s(船小屋)。浸水戸数:床上3戸。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
前線が日本海に停滞。水俣市深川地区1時間雨量最大121mm、総雨量428mm。菱刈町1時間最大雨量89mm、積算雨量611mm。大宰府1時間最大104mm、積算雨量361mm。
【遠賀川水系流域及び河川の概要(国土交通省)】
18日午後、対馬海峡附近に停滞していた梅雨前線に向って南から湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となった。
その後も東シナ海で発達した雨雲が次々と北部九州に流れ込み、雷を伴った激しい雨が降り、筑豊地方でも、19日3時に飯塚で1937年の気象観測開始以来第1位となる1時間に80mm の猛烈な雨を記録した。
今回の雨の特徴は、福岡県太宰府市から北九州小倉南区へかけての帯状の範囲のみに雨雲が流れ込み、筑豊地方では飯塚観測所(気象庁)において、およそ7月の1ヶ月間の雨量が6時間で降った点があげられる。
これにより、遠賀川の支川穂波川の秋松橋において19日6時にピーク水位6.84m(既往最高水位)となり、計画高水位を約40cm上回った。
また、代表観測所である川島において19日6 時50 分にピーク水位5.92m、日の出橋において19日8 時20分にピーク水位8.07mとなり、いずれも、平成13年6月19日~20日出水時に記録した既往水位を遥かに超えた。
この洪水により、遠賀川流域では負傷者2名、家屋全壊7戸、家屋半壊9戸、床上浸水1,957戸、床下浸水1,778戸の被害が発生した。

九州の多くの河川(球磨川・大淀川・小丸川・五ヶ瀬川等)で大きな洪水が発生した。【球磨川(国土交通省)】
大型で強い台風16号が球磨川流域を通過し、この影響で球磨川流域では8月29日から30日にかけて、断続的に激しい雨に見舞われた。
千ヶ平雨量観測所(水上村)では、8月28日から31日までの総雨量が664mm に達し、この洪水により、球磨川中流部を中心に浸水被害が発生、床上浸水13戸、床下浸水36戸にのぼったほか、人吉市、相良村等では避難勧告が発令されした。
【小丸川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
19日にマーシャル諸島付近の海上で発生した台風16 号は、24日には沖の島の南東海上で中心気圧910hPa、最大風速55m/s にまで発達し、30日の9 時30 分頃に、鹿児島県串木野市付近に上陸。
台風16号の接近に伴い、小丸川では神門観測所の総雨量が733mmに達し、北高鍋地区においては内水による床下浸水6戸の被害が発生。
【五ケ瀬川水系河川整備計画【国管理区間】九州地方整備局】(2008)
死者1名、家屋全半壊21戸、床上浸水1,762戸、床下浸水1,217戸。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
沖縄地方から北海道地方にかけて、各地で猛烈な風。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
総雨量400mm、地すべり宮崎層群幅350mm高さ60m。
【大分川水系河川整備計画(九州地方整備局)】(2006)
10月13日9時にマリアナ諸島近海で発生した台風23号は、18日9時に超大型で強い勢力となって20日13時頃、大型の強い勢力で高知県土佐清水市付近に上陸した後、18時前、大阪府泉佐野市付近に再上陸した。
18日から20日までの総雨量は大分で409mmを記録し、大分川流域で、床上浸水131戸、床下浸水111戸、浸水面積76ha等の被害となった。
【番匠川水系河川整備計画(九州地方整備局)】(2006)
番匠橋地点流量約2,900m3/s、床上浸水241戸、床下浸水350戸、田畑冠水386ha。
【五ケ瀬川水系河川整備計画【国管理区間】九州地方整備局】(2008)
家屋全半壊4戸、床上浸水262戸、床下浸水408戸。

【理科年表H28】(2016)
福岡県西方沖:福岡県沿岸海域の左横ずれ断層型地殻内地震。最大震度は九州本土の6弱だが、玄界島ではそれ以上の可能性がある。死1、傷1,204、住家全壊144、半壊353。
【日本歴史災害辞典】(2012)
M7.0の地震。被害は福岡県を中心に、佐賀・長崎・大分県で発生した。福岡市で1名死亡、負傷者1,204名、住家全壊144棟、半壊353等。
【日本の自然災害1995~2009年】(2010)
M7.0、10時53分頃、福岡市の北西約20kmの玄界灘を震源とする地震があり、福岡市、前原市、佐賀県みやき町で震度6弱。福岡市で1人死亡。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
西日本と中部地方で記録的な大雨。

【九州の自然災害~地盤災害を主として~】(2008)
宮崎県美郷町総雨量1,321mm、鰐塚山1,013mm。鰐塚山周辺大規模崩壊670万㎡、塚原ダム下流地すべり耳川閉塞350万㎡。

九州の多くの河川(球磨川・大野川・番匠川・大淀川・小丸川・五ヶ瀬川・肝属川・川内川等)で大きな洪水が発生した。【球磨川(国土交通省)】
大型で非常に強い台風14号が九州西部を北上し、この影響で、球磨川流域では9月5日から6日にかけて、断続的に激しい雨に見舞われた。
湯山雨量観測所(水上村)では9月4日から7日までの総雨量が932mmに達し、人吉水位観測所では計画高水位を超えた。この洪水により、球磨川中流部を中心に浸水被害が発生、床上浸水46戸、床下浸水73戸にのぼったほか、人吉市、芦北町、相良村、多良木町、あさぎり町では避難勧告が発令された。
【大野川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2014)
台風14号は、9月5日夜に屋久島の西海上を通過し、6日には九州の西岸に沿って北上した後、13時頃に熊本県天草下島付近を通過し、14時過ぎに長崎県の諫早市付近に上陸した。上陸時の中心付近の気圧960hPa、最大風速は35m/s、風速15m/s以上の強風域の半径は東側750㎞、西側700㎞で「大型で強い」勢力の台風であり、上陸後は勢力を弱めながら佐賀県、福岡県を通過し、20時頃響灘へ抜けた。
台風14号は九州南海上から九州西部を自転車並みのゆっくりとした速度で北上したため、九州の太平洋側の山沿いに台風からの暖かく湿った空気が長時間流れ込んだ。このため、九州の太平洋側では長い時間大雨が続き、大分県でも、4日から6日までの総雨量は、竹田観測所で418mm、大分観測所で375mmを記録し、山間部では土砂災害、平野部でも河川の氾濫などによる浸水被害が発生した。
大野川下流部においては、床上浸水134戸、床下浸水482戸の家屋浸水被害が発生した。大分県管理区間の大分市戸次や犬飼町において外水被害が発生し、竹田市では土砂崩れなどによる大きな被害が発生した。
【小丸川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
8月29日にマリアナ諸島近海で発生した台風14号は、大型で非常に強い勢力のまま宮崎県内を暴風雨域に巻き込みながら、九州の西の海上をゆっくりとした速度で通過し、宮崎県内に記録的な豪雨をもたらした。
宮崎県南部は5日午後6 時に暴風域に入り、総雨量が神門観測所で1,221mm に達するなど、3日間で年間降水量の1/3 を超える1,185mm の雨量を記録する観測史上最大規模の洪水となり、床上浸水32戸、床下浸水209戸の被害が発生した
【五ケ瀬川水系河川整備計画(九州地方整備局)】(2008)
死者7名、家屋全半壊67戸、床上浸水1,038戸、床下浸水657戸(流域内)

【気象庁】
6?21?から6?28?にかけて、東シナ海から??本を通って本州南岸にのびる梅?前線の活動が活発となり、??本を中?に??となった。降り始めからの総降?量は、熊本県で500ミリを超え、?原村俵?(タワラヤマ)で628ミリとなった。また、九州北部地?を中?に総降?量が6?の?間降?量平年値を超えた所があった。
特に、26?は、九州北部地?に停滞した梅?前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、熊本県や?崎県を中?に1時間に50ミリを超える?常に激しい?となり、益城で06時10分までの1時間に114ミリ、?崎市?浦岳(ナガウラダケ)で03時10分までの1時間に94ミリの猛烈な?が降った。
【菊池川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2011)
原因が梅雨の洪水。実測流量(玉名地点)約1,800?/s。床上浸水3戸、床下浸水2戸。

【気象庁】
台風は、強い勢力を保ったまま、沖縄地方を通過し、九州地方に接近・上陸したため、沖縄地方から九州地方にかけて暴風となり、最大瞬間風速が16日に沖縄県竹富町西表島(イリオモテジマ)で北東の風69.9m/s、最大風速が17日に長崎県長崎市野母崎(ノモザキ)で南東の風46m/sとなるなど観測史上1位を更新した所があった。また、台風と活発な前線の活動により、沖縄県、大分県、長崎県、佐賀県、福岡県、広島県の一部で降り始めからの総降水量が9月の月間平均降水量を超える大雨となった所があり、1時間降水量が16日に大分県佐伯市蒲江(カマエ)で122㎜、佐賀県伊万里市伊万里で99㎜など記録的な大雨となった。
佐賀県で土砂災害や浸水害により死者が3名、宮崎県延岡市では竜巻が発生し死者が3名となるなど、暴風や大雨により、沖縄地方、九州地方、中国地方で、死者・行方不明者があわせて10名となった。
【松浦川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2009)
台風13号の接近に伴う秋雨前線の活発化により、佐賀県北西部に降雨が集中した。
特に、徳須恵川流域の畑川内観測所では1時間雨量110mm、3時間雨量232mmの記録的な豪雨となった。
床上浸水54戸、床下浸水39戸、氾濫面積111ha(流域)

【気象庁】
数棟の住家全壊、土砂崩れなどによる道路不通により一部地区が孤立状態となった。
【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
梅雨前線が原因の洪水。流量約2,500m3/s(船小屋地点)、浸水戸数:床上6 戸。
【白川水系河川整備計画(変更)【大臣、知事管理区間】九州地方整備局】(2020)
梅雨前線による豪雨。流域平均2日雨量(代継橋上流)318.7m。代継橋水位観測所水位4.93m。
熊本市街部において、「避難準備情報」が発令。
【緑川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
梅雨前線の影響に伴い平成19年7月6日未明から降り続いた雨は、熊本県各地に激しい降雨をもたらし、各地で記録的な豪雨を観測。
緑川流域においても、時間雨量30mmを越える局地的大雨が数時間続き、6、7日の2日で緑川上流域の内大臣雨量観測所542mm、尾野尻雨量観測所417mm、御船川流域の島木雨量観測所383mm、加勢川流域の津森雨量観測所259mmの雨量を観測。
緑川中甲橋地点においては、氾濫危険水位を47cm越える5.07mとなる観測史上最高の水位を6日13 時頃に記録し、河川の氾濫等により各地で外水・内水による浸水をもたらした。緑川水系では、家屋の全半壊15戸、床上浸水69戸、床下浸水497戸の被害が発生。

【気象庁】
福岡県と山口県の周防灘沿岸で数十棟の床上・床下浸水の被害が発生。日向灘を中心に猛烈なしけとなり鹿児島県志布志では10mを超える最大波高を観測した
。【山国川水系河川整備計画-国管理区間-九州地方整備局】(2013)
(台風5 号)2日の18時前に宮崎県日向市付近に上陸した台風5号は、その後も北北西に進み、3日午前0 時頃に周防灘に抜けた。県内では沿岸部を中心に風雨が強く、山国川流域の上流部の観測所では250mmを越える大雨を記録した。山国川では上曽木観測所等において氾濫注意水位を突破した。
床上浸水4戸、床下浸水4戸、浸水面積:約0.8ha。

【気象庁】
土砂災害、床上・床下浸水、堤防決壊などの被害が多数発生。福岡県(全壊4件、半壊3件、一部損壊43件、床上浸水1,014件、床下浸水2,772件)、佐賀県(一部損壊4件、床上浸水43件、床下浸水338件)、長崎県(一部損壊8件、床上浸水1件、床下浸水21件、落雷による火災2件)。
【六角川水系河川整備計画【変更案】【国管理区間】九州地方整備局】(2020)
7月24日~26日の梅雨前線の活発化に伴い佐賀県各地で大雨となり、小城雨量観測所(小城市)では、この間に452mm もの降雨を記録するなど、六角川流域において大雨が発生。
この豪雨により、牛津川の妙見橋水位観測所(多久市)において、5.62mの水位を記録。牛津川の牟田辺遊水地(多久市)では、平成14年6月の完成以降初めて洪水調節を行い、下流砥川大橋地点において推定約20cm の水位低減効果を図った。
また、六角川の潮見橋水位観測所(武雄市)においては3.66mの水位を記録。
六角川流域では、国土交通省が管理する16箇所全ての排水機場と保有する4台全ての排水ポンプ車が稼働し、浸水被害の軽減のための排水運転を行った。一方、牛津川においては砥川大橋水位観測所地点で計画高水位に達し、堤防が決壊する危険性が高まったため、ポンプ運転調整方針に基づき、県・市町等含めた牛津川上流の排水機場9箇所でポンプ運転調整(8箇所で運転停止、1 箇所(牛津江排水機場)で排水量をおさえる絞り込み操作)を実施。

【気象庁】
崖崩れなどの土砂災害や床上・床下浸水、河川決壊などが発生。

【気象庁】
九州各地で家屋の浸水や土砂災害が多数発生。
【球磨川(国土交通省)】
九州に停滞していた梅雨前線が活発化して九州北部より南下し、6月11日から12日熊本県全域、鹿児島県北部、宮崎県西部にかけて大雨となり、球磨川流域でも非常に激しい雨となった。
この大雨の影響により、6月10日から13日までの総雨量が田代川間雨量観測所(人吉市)で566㎜、田野雨量観測所では565㎜に達し、人吉水位観測所では氾濫危険水位を越えた。この洪水により球磨村の渡地区や一勝地区で床上浸水4戸、床下浸水4戸の被害が発生したほか、人吉市や相良村では避難勧告が発令された。

【気象庁】
山口県及び九州各県で強風が観測された。

【気象庁】
河川のはん濫や土石流が発生し、福岡県、熊本県、大分県では、死者30名、行方不明者2名となったほか、佐賀県を含めた4県で、住家被害13,263棟(損壊769棟、浸水12,494棟)となった。その他、道路損壊、農業被害、停電被害、交通障害等も発生。

九州の多くの河川(筑後川・矢部川・六角川・白川・山国川等)で大きな洪水が発生した。【矢部川水系河川整備計画(変更)-国管理区間-九州地方整備局】(2016)
7月11日から14 日にかけて本州付近に停滞した梅雨前線の影響により、九州北部では14日の未明から昼頃にかけて強い雨域がかかり、記録的な大雨となった。
矢部川上流の黒木雨量観測所では7月14日9 時から10時の時間雨量が94mmを記録するとともに、黒木、杠葉の各雨量観測所では1、3、6、9 時間のいずれの降水量も観測史上最大を記録。また、船小屋水位観測所では14日9時00分にこれまでの既往最高水位を約2m 上回る9.76mを記録し、矢部川本川では柳川市六合地区(矢部川右岸7/300 地点)において堤防が決壊、派川沖端川堤防からの越水により2箇所の堤防が決壊する等各地で甚大な被害が発生。
浸水戸数 :床上697 戸、床下1,111 戸。
【白川水系河川整備計画(変更)【大臣、知事管理区間】九州地方整備局】(2020)
7月11日から14日にかけて、本州付近に停滞した梅雨前線に向かって南から非常に湿った空気が流れ込み、九州北部を中心に非常に強い大雨となりました。白川流域では坊中雨量観測所で観測史上第1位となる時間雨量124mmを記録するとともに、流域の5雨量観測所(立野、内牧、坊中、湯ノ谷、色見)において3時間雨量が観測史上第1位を記録。
河川水位も、基準地点代継橋において、昭和31 年の観測開始以降、最高水位(6.32m)を記録。
この大雨により、支川黒川は多くの箇所で越水し、阿蘇市内牧市街部を始め、広範囲で浸水被害が発生。白川中流部では熊本市北区龍田陳内地区で発生した大規模な越水氾濫を始め、各所で浸水被害が発生。熊本市街部では明午橋より上流の井川淵町、黒髪、渡鹿地区等において越水氾濫が発生し、多数の家屋浸水が発生。その結果、この大雨による白川流域関連市町村の被害は家屋の全半壊183 戸、床上浸水2,011 戸、床下浸水789戸に及んだ。

【気象庁】
この台風により、長崎県と沖縄県で計2名が死亡したほか、沖縄地方から東海地方にかけての広い範囲で住家損壊、土砂災害、浸水害、停電、航空機・フェリーの欠航等による交通障害が発生した。また、沖縄地方および九州地方から近畿地方にかけて、高潮による住宅の浸水や道路の冠水などの被害が発生した。

【気象庁】
台風の接近に伴い、強風等による人的被害が福岡県、長崎県、大分県、宮崎県、鹿児島県で計11名発生した。

【熊本地方気象台】
14日21時26分に熊本県熊本地方で発生したM6.5の地震により、熊本県益城町で震度7、玉名市、西原村、宇城市、熊本市で震度6弱を観測したほか、中部地方の一部から九州地方にかけて震度5強~1を観測した。熊本県では全域で震度7~3を観測した。
また、16日01時25分に発生したM7.3の地震により、熊本県益城町、西原村で震度7、南阿蘇村、菊池市、宇土市、大津町、嘉島町、宇城市、合志市、熊本市で震度6強を観測したほか、東北地方の一部から九州地方にかけて震度6弱~1を観測した。

【総務省消防庁】
梅雨前線が6月30日から7月4日にかけて北陸地方や東北地方に停滞した。
7月2日9時に沖縄の南で発生した台風第3号は、東シナ海を北上し、7月4日8時頃に長崎市に上陸した後東に進み、5日9時に日本の東で温帯低気圧に変わった。
梅雨前線や台風第3号の影響により、西日本から東日本を中心に局地的に猛烈な雨が降り、大雨となった。特に7月5日から6日にかけて、島根県浜田市波佐、福岡県朝倉市朝倉、大分県日田市日田などで、最大24時間降水量が統計開始以来の1位の値を更新する記録的な大雨となった。この大雨について、島根県、福岡県、大分県に特別警報を発表した。
7月5日から6日に九州北部地方で発生した豪雨については、「平成29年7月九州北部豪雨」と命名。
【筑後川水系河川整備計画(変更)【大臣管理区間】九州地方整備局】(2018)
花月川や中流右岸支川(赤谷川等)で大きな洪水を記録。

【総務省消防庁】
6月28日以降、北日本に停滞していた前線は、7月4日にかけ北海道付近に北上した後、5日には西日本まで南下してその後停滞した。また、6月29日に発生した台風第7号は、東シナ海を北上し、対馬海峡付近で進路を北東に変えた後、7月4日15時に日本海で温帯低気圧に変わった。この前線や台風第7号の影響により、日本付近に暖かく非常に湿った空気が供給され続け、西日本を中心に全国的に広い範囲で長期間にわたる記録的な大雨となった。
気象庁は、6月28日以降の記録的な大雨について、その名称を「平成30年7月豪雨」と定めた。
福岡、佐賀、宮崎、鹿児島県では死者9人、福岡県、大分県、長崎県、熊本県住家全壊26棟などの被害が生じた。
【六角川水系河川整備計画【変更案】【国管理区間】九州地方整備局】(2020)
7月5日から7月7日にかけ、梅雨前線の活発な活動により九州の広範囲に強い雨域が発生し、多くの雨量観測所で観測史上最多の日雨量を観測する大雨となった。
六角川においては平成2年洪水以降、28 年ぶりに1か所の越水が発生した。

【総務省消防庁】
8月26日に華中から九州南部を通って日本の南にのびていた前線は、27日に北上し、29日にかけて対馬海峡付近から東日本に停滞した。また、この前線に向かって暖かく非常に湿った空気
が流れ込んだ影響等により、東シナ海から九州北部地方にかけて発達した雨雲が次々と発生し、
状降水帯が形成・維持された。
これにより、九州北部地方では同月26日から29日までの総降水量が長崎県平戸市で 626.5 ミ
リ、佐賀県唐津市で 533.0 ミリに達するなど、8月の月降水量の平年値の2倍を超える大雨となっ
たところがあった。特に、福岡県及び佐賀県では、3時間及び6時間降水量が観測史上1位の値を
更新する地域があるなど、記録的な大雨となった。
この大雨に関し、気象庁は、同月28日5時50分に福岡県、佐賀県及び長崎県に大雨特別警報 を発表し、最大級の警戒を呼びかけた。
【六角川水系河川整備計画【変更案】【国管理区間】九州地方整備局】(2020)
六角川流域では、岸川、西多久、白石雨量観測所において、近年の主な洪水である平成2年7月洪水を超える24時間最大雨量を記録した。

【気象庁】
7月3日から7月31日にかけて、日本付近に停滞した前線の影響で、暖かく湿った空気が継続して流れ込み、各地で大雨となり、人的被害や物的被害が発生した。気象庁は、顕著な災害をもたらしたこの一連の大雨について、災害の経験や教訓を後世に伝承することなどを目的として「令和2年7月豪雨」と名称を定めた。
7月3日から8日にかけて、梅雨前線が華中から九州付近を通って東日本にのびてほとんど停滞した。前線の活動が非常に活発で、西日本や東日本で大雨となり、特に九州では4日から7日は記録的な大雨となった。気象庁は、熊本県、鹿児島県、福岡県、佐賀県、長崎県、岐阜県、長野県の7県に大雨特別警報を発表し、最大級の警戒をよびかけた。
7月3日から7月31日までの総降水量は、九州南部、九州北部地方の多くの地点で、24、48、72時間降水量が観測史上1位の値を超えた。
この大雨により、球磨川や筑後川、といった大河川での氾濫が相次いだほか、土砂災害、低地の浸水等により、人的被害や物的被害が多く発生した。